チューリップ賞の反省と全着順-2018年3月3日のレース

2018年3月7日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
15ラッキーライラック牝3541:33.4B+1
24マウレア牝3541:33.7A3
39リリーノーブル牝3541:33.8A2
410サラキア牝3541:34.1B4
56レッドランディーニ牝3541:34.1B8
68シグナライズ牝3541:34.3B+5
73スカーレットカラー牝3541:34.4B-6
82カレンシリエージョ牝3541:34.4C9
91ウインラナキラ牝3541:35.2-10
107サヤカチャン牝3541:35.9B-7


総評
A評価2頭、B+評価2頭。B+→A→Aで決まったが、人気サイドの決着でそれほど自慢にはならない結果になった。
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パドック
ラッキーライラックはゼッケン下に発汗が見られたがやわらかな筋肉がついていて、馬体は抜けている印象。マウレアはあまり良く見えなかった。口をモゴモゴさせていて、頭の位置もぶれる。リリーノーブルはいまいち集中できていない。かといって下位人気に良く見える馬もおらず、能力上位の人気サイドで決まるかなと見ていたらそうなった。B評価ながら期待していたサラキアは-6キロの430キロで出てきたが、もっと細く見えてしまった。

ポイント
サラキアが出遅れ。池添騎手が事前インタビューで「まず間違いなく出遅れる」と発言していて、大外枠を引いてましにはなるのではないかと見ていたのだが、それでも2馬身程度遅れた。マイル戦でスタートから2馬身の差は大きい。レースはカレンシリエージョ、ラッキーライラック、サヤカチャンが先手を伺い、ラッキーライラックは控えて3番手。先手を主張したサヤカチャンが先頭で3コーナーへ入った。2頭とラッキーライラックの差は4馬身ほど。直線。カレンシリエージョが先頭に並びかけ、ラッキーライラックとの差は2馬身半。ラッキーライラックは坂の手前で先頭をとらえると、あとは一人旅。後続と差が大きかった割にステッキをかなり使ったが、2着に2馬身差をつける完勝だった。


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分析
勝ち時計の1:33.4は、優秀。ここ3年では最も遅く、2016年シンハライトが1:32.8、2017年ソウルスターリングは1:33.2だったが、2014年ハープスターは1:34.3。過去に33秒台以下の時計を計時したケースは、そのほか2007年ウォッカの1:33.7だけであり、こうして並べてみると今回の時計の価値がわかるだろう。ラッキーライラックについて、昔からよく一緒に競馬を見ているF君が「バネのような走りと言うより、バネが走っているような印象」と語っていたが、言い得て妙だと感じた。このメンバーでは能力が抜けているのだろう。今回かなりステッキを使ったことの反動がなければ、桜花賞も1番人気で勝ってしまいそうだ。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2018/03/TulipSho.html

             

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