着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | カンタービレ | 牝3 | 54 | 1:49.2 | B- | 2 |
2 | 9 | トーセンブレス | 牝3 | 54 | 1:49.2 | B+ | 3 |
3 | 3 | ノームコア | 牝3 | 54 | 1:49.5 | B+ | 4 |
4 | 7 | ウスベニノキミ | 牝3 | 54 | 1:49.6 | C | 8 |
5 | 12 | ファストライフ | 牝3 | 54 | 1:49.7 | B | 9 |
6 | 1 | メサルティム | 牝3 | 54 | 1:49.8 | B | 5 |
7 | 5 | ノーブルカリナン | 牝3 | 54 | 1:49.8 | B | 6 |
8 | 8 | モルフェオルフェ | 牝3 | 54 | 1:49.8 | B+ | 7 |
9 | 13 | カラリエーヴァ | 牝3 | 54 | 1:50.2 | B- | 12 |
10 | 2 | バケットリスト | 牝3 | 54 | 1:50.2 | C | 10 |
11 | 6 | インヴィジブルワン | 牝3 | 54 | 1:50.3 | B | 11 |
12 | 11 | キープシークレット | 牝3 | 54 | 1:51.1 | C | 13 |
13 | 4 | ロックディスタウン | 牝3 | 55 | 1:51.3 | A | 1 |
総評
A評価1頭、B+評価3頭。1番人気のA評価ロックディスタウンは殿負け。2,3着にB+評価は来たものの人気サイドで、人気薄のモルフェオルフェは8着。勝ったのは2番人気のB-評価カンタービレだった。
パドック
ロックディスタウンは+10キロで発汗が見られ、うるさい仕草が目についた。とはいえ切るほどひどくはなく、まさかここまで負けるとは思わなかった。カンタービレは良かった。尾離れが良く、脚元の回転もスムース。すっすっと気分良さそうに歩けていた。一方、トーセンブレスはいまいち。後脚の可動域が狭く、動きも窮屈に見えた。ノームコアは良い。+14キロだが太め感はなく、気合い乗り良く四肢の可動域は十分。そのほかではメサルティムがまずまず良く見えた。
ポイント
最内からメサルティムが好スタート。ある程度のポジションを取り、モルフェオルフェとノームコアは1コーナーで内を回れなかった。まくってモルフェオルフェが先頭に。ノームコアが最内2番手につけたが、メサルティムはかかったのかその外へ。モルフェオルフェのペースは上がらず、2コーナーでノームコアがその外、メサルティムはさらに外を回る展開になった。ロックディスタウンは中団。カンタービレはその前で先行集団を見る位置。馬群は詰まって進む。3~4コーナーでも大きな動きはなし。ロックディスタウンは池添騎手の手が動き出したが反応が鈍い。直線。ノームコアが前をとらえたが、まさにそのタイミングでカンタービレが急襲。先頭に躍り出て、外から脚を伸ばしてきたトーセンブレスを完封した。
分析
勝ち時計の1:49.2は、まずまず。2011年トレンドハンターの1:47.0が際立っているが、49秒台前半なら十分だろう。ペースは前半1000メートル1:01.5とスロー。これで粘れなかった先行勢は今後も微妙だが、メサルティムはロスの多い内容。乗り方ひとつで3着はあったかもしれない。ただ、3着まで。1,2着馬は後続を2馬身離しており、このメンバーでは能力が抜けていそうだ。上がり最速は2着トーセンブレス。4コーナーで少しロスはあったが、馬場の良いところを通って伸びてきた。勝ったカンタービレも内の荒れた馬場を避けていたが、走った距離はトーセンブレスの方が長く、この2頭は着順どおりの能力差ではない可能性がある。とはいえ断然の1番人気ロックディスタウンが見せ場なく敗れ、メンバーレベルがどの程度なのかを推測するのは難しい。検討すべきは、阪神JF4着のトーセンブレスがものさしになるのかどうかだろう。
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