報知杯フィリーズレビューの反省と全着順-2018年3月11日のレース

2018年3月14日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
110リバティハイツ牝3541:21.5A8
29アンコールプリュ牝3541:21.6B2
32デルニエオール牝3541:21.6B5
41アンヴァル牝3541:21.6B3
516ギンコイエレジー牝3541:21.7-14
614アルモニカ牝3541:21.7C6
74レッドシャーロット牝3541:21.9B-9
88ビリーバー牝3541:21.9-17
911ナディア牝3541:22.0B-16
107モルトアレグロ牝3541:22.1B+1
1117ラブカンプー牝3541:22.2B10
1218アリア牝3541:22.2B11
133マドモアゼル牝3541:22.3B13
145イサチルルンルン牝3541:22.5B+12
1515コーディエライト牝3541:22.5B7
1613メイショウコゴミ牝3541:23.6-15
1712スウォナーレ牝3541:24.3-18
中止6アマルフィコースト牝3540:00.0B4


総評
A評価1頭、B+評価2頭。唯一のA評価リバティハイツが8番人気の低評価をものともせず差し切り。2,3着はB評価だったがまずまず参考になったかもしれない。
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パドック
抜けて良く見える馬は居なかった。リバティハイツは少しゆるいかなという印象だったが、脚元はやわらか。モルトアレグロは-4キロもまだ絞れそうな形で、シルエットがあまり美しく感じられなかった。イサチルルンルンは-14キロ。見た目にも細く見えた。2着アンコールプリュは気配目立たないもののすっと気分良さそうな周回。3着デルニエオールはそれほど目立たず。落馬したアマルフィコーストはかちっと踏み込めており、無事なら上位はあったかもしれない。大外アリアはどっしりした歩様で良く見えたが、形も繋ぎもダートの方が合いそうに感じた。

ポイント
アンコールプリュとスウォナーレが出遅れ。アマルフィコーストはスタート直後に大きく躓き、浜中騎手が振り落とされた。そこで少しぶつかったようで、イサチルルンルンが直進できない不利。先行争いは4頭。内からマドモアゼル、モルトアレグロ、アルモニカ、ラブカンプー。大外のラブカンプーが3コーナー手前で急速に内に切れ込んで先手を奪う。リバティハイツは中団グループの後ろにつけた。4コーナーで馬群は一団になり、ラブカンプーのリードは1馬身。残り200メートルでアルモニカが先頭に立ったが後続勢の脚色が良い。内はごちゃついたが前の開いたリバティハイツが差し切った。


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分析
勝ち時計の1:21.5は悪くない。昨年カラクレナイの1:21.0より0.5遅いが、過去10年はそれを除きすべて良馬場で22秒台だった。前半3F33.7、後半3Fが36.1という流れ。先行勢には厳しい展開になった上に、直線でスムースに追えた馬は少なかった。3着デルニエオールはお行儀の悪い内容。左右にふらつくため、アンヴァルは追ってからも不利を受けている。ただ、強い馬ならこの程度の不利でも伸びるはずではあり、アンヴァルも評価しにくい。リバティハイツも高い能力を見せつけたわけではなく、直線で偶然前が開き、全く邪魔が入らず伸びた内容だった。ただ、追い切り内容は良く、今回は多少ゆるめだったため、次走仕上げてくるとすると、強い競馬をする可能性はある。2着アンコールプリュは4コーナーの藤岡康太騎手の判断が完璧。狭いスペースを突いてすっと外に出したが、勢いがついたぶんだけ2頭分出し過ぎた。最後に先頭をとらえきれなかったのはそのロスのせいでもあったと考えられる。今後注目は、案外落馬したアマルフィコーストかもしれない。躓いたのは誤算だったが、その後も馬群の中でしっかり折り合い、直線は全力で走っていないものの、行き場を自ら探していた。頭が良くレースセンスもありそうだ。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2018/03/FilliesRevue.html


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