着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 9 | アルバート | 牡6 | 57 | 3:43.0 | B- | 1 |
2 | 2 | フェイムゲーム | せん7 | 57 | 3:43.4 | B | 2 |
3 | 7 | プレストウィック | 牡6 | 56 | 3:43.7 | A | 3 |
4 | 5 | プロレタリアト | 牝6 | 54 | 3:43.8 | B | 8 |
5 | 6 | シホウ | 牡6 | 56 | 3:44.1 | - | 4 |
6 | 3 | グランアルマダ | 牡5 | 56 | 3:45.1 | B | 6 |
7 | 4 | シルクドリーマー | 牡8 | 56 | 3:45.3 | B- | 5 |
8 | 10 | カムフィー | 牡8 | 56 | 3:46.1 | C | 10 |
9 | 1 | デルマサリーチャン | 牝6 | 54 | 3:46.1 | B+ | 7 |
10 | 8 | サイモントルナーレ | 牡11 | 56 | 3:54.1 | C | 9 |
総評
A評価1頭、B+評価1頭。結果はB-→B→Aで1,2,3番人気のガチガチ決着。追い切り評価はいまいちだったとはいえ、アルバートの能力が抜けていた。
パドック
この日は中山でのんびりパドックチェック。A評価プレストウィックはゆったりと歩けていて良し。B+評価デルマサリーチャンも悪くはない。この馬は能力が足りるかどうかだけ。フェイムゲームは+16キロだったが太め感はなくボウマン騎手の内枠は外せない。アルバートは外をリズム良く歩けていて良く見えた。ただ、最も良く見えたのはプロレタリアトだった。キビキビとした歩様で集中力高く、このメンバーに入っても十分に上位候補と考えていたのだが、4着までだった。
ポイント
スタートはまずまずそろい、内の各馬が好スタート。持ったままシルクドリーマーが先頭に立つが、内からかなり押してグランアルマダがハナへ。1コーナーで馬群は縦長になり、グランアルマダ、1馬身差の外にシルクドリーマー、さらに1馬身差の内にデルマサリーチャン、その外1馬身後ろにシホウという隊列になった。小頭数でほぼ全頭が内ラチ沿い。外を回しても1頭分であり、各馬それほどの不利はない展開。2週目のスタンド前でも隊列は変わらず、前を行く4頭の後ろに内プロレタリアト、外フェイムゲームがピタリ。アルバートはその2馬身後ろで虎視眈々。2週目3コーナーで馬群は詰まり、サイモントルナーレは大きく遅れた。カーブでシルクドリーマーが先頭へ。しかし直線に入ったところでフェイムゲームに交わされる。それを目標にアルバートが末脚を炸裂させ、きっちりと抜け出した。
分析
勝ち時計の3:43.0は、長距離なので何とも言えないが、十分に胸を張れる時計。1994年にエアダブリンが3:41.6というとんでもない時計で勝っているが、42秒台を記録した馬はおらず、歴代2位のタイムになる。アルバートはこれでこのレースを3連覇。着差以上の完勝で、この条件では能力の絶対値が抜けているのだろう。
評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/12/StayersStakes.html