朝日杯フューチュリティステークスの反省と全着順-2017年12月17日のレース

2017年12月20日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
11ダノンプレミアム牡2551:33.3A1
210ステルヴィオ牡2551:33.9B3
33タワーオブロンドン牡2551:33.9A2
45ケイアイノーテック牡2551:33.9B5
512ダノンスマッシュ牡2551:34.0B+4
68ファストアプローチ牡2551:34.0B9
711カシアス牡2551:34.1B10
82フロンティア牡2551:34.4A6
914ダブルシャープ牡2551:34.4B-7
106アサクサゲンキ牡2551:34.8B8
1115ケイティクレバー牡2551:34.8B-13
124ライトオンキュー牡2551:35.0B-14
139ムスコローソ牡2551:35.1B12
1413アイアンクロー牡2551:35.5B16
157ヒシコスマー牡2551:35.7B-11
1616イシマツ牡2551:36.9B15


総評
A評価3頭、B+評価1頭。2週連続A評価はダノンプレミアムとタワーオブロンドンで、1、2番人気の1、3着。馬券圏内に来たわけで、まあ悪くはないのだが面白くもない結果かもしれない。
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パドック
パドックで相当良く見える馬がいなければ、このレースは5頭の競馬になると考えていた。追い切り高評価組と前走内容の良かったステルヴィオの5頭だ。追い切りの動きから、勝つのはダノンプレミアムと決めつけていて、実際にパドックで見ても最も良く見えた。一方、2着のステルヴィオは入れ込みが気になった。3着タワーオブロンドンは評価の分かれるパドック。個人的にはマイル戦ならこれくらいの荒々しさは良いと考えている。
ポイント
スタートはバラバラだが2歳戦にしてはそろった方か。出遅れ行き脚着かなかったのはダノンスマッシュとライトオンキューあたり。ダノンプレミアムは好スタートを切ったが掛かり気味。ケイティクレバーが逃げ、ファストアプローチが2番手につけたところで、鞍上の川田騎手はファストアプローチの真後ろの位置を取り、落ち着けることに成功した。タワーオブロンドンはその真後ろ。ステルヴィオは後方馬群の中。馬群は1団で4コーナーへ。前が開いたところでダノンプレミアムは抜け出し。後続との脚色の違いは明かで、差は開く一方。最後は流して川田騎手が首を撫でながらゴールした。
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分析
勝ち時計の1:33.3は、レースレコード。開催が阪神に変わって4年目だが、中山時代を含めて最も速かった。2歳の阪神芝1600メートルと言えば、2006年阪神JFでウォッカの記録した1:33.1という時計が燦然と輝いている(クビ差2着アストンマーチャンも同タイム)が、今回のダノンプレミアムは後続を引き離し、最後流しての時計だ。最後の直線でステッキを使ったことにも好感を持てる。持ったまま勝てる流れでも、一度はトップスピードに持って行くことで馬がレースを覚えるようだ。直線の走りは完成度の高いもので、軸は一切ぶれず、脚元もやわらかで力強い。リズムも一定。走法からはコースによる得手不得手はなさそうで、完歩ごとに差を広げる圧倒的なものだった。距離も延びて問題なさそうで、三冠を狙える器だろう。馬主、厩舎、生産牧場のすべてが日本人騎手を大切にしてくれるところ。人馬一体で三冠に向かってほしい。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/12/AsahiHaiFuturityStakes.html

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