着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | モズカッチャン | 牝3 | 54 | 2:14.3 | B | 5 |
2 | 4 | クロコスミア | 牝4 | 56 | 2:14.3 | B | 9 |
3 | 10 | ミッキークイーン | 牝5 | 56 | 2:14.3 | B | 3 |
4 | 15 | マキシマムドパリ | 牝5 | 56 | 2:14.5 | B | 12 |
5 | 16 | ヴィブロス | 牝4 | 56 | 2:14.6 | A | 1 |
6 | 12 | スマートレイアー | 牝7 | 56 | 2:14.6 | B+ | 6 |
7 | 7 | クイーンズリング | 牝5 | 56 | 2:14.6 | B | 8 |
8 | 6 | リスグラシュー | 牝3 | 54 | 2:14.7 | B+ | 7 |
9 | 17 | ルージュバック | 牝5 | 56 | 2:14.8 | A | 2 |
10 | 3 | トーセンビクトリー | 牝5 | 56 | 2:14.9 | B | 11 |
11 | 18 | エテルナミノル | 牝4 | 56 | 2:15.0 | C | 16 |
12 | 11 | ディアドラ | 牝3 | 54 | 2:15.1 | B- | 4 |
13 | 9 | デンコウアンジュ | 牝4 | 56 | 2:15.2 | B | 13 |
14 | 1 | クインズミラーグロ | 牝5 | 56 | 2:15.4 | C | 14 |
14 | 2 | ハッピーユニバンス | 牝5 | 56 | 2:15.4 | C | 17 |
16 | 13 | ジュールポレール | 牝4 | 56 | 2:15.6 | B- | 10 |
17 | 8 | タッチングスピーチ | 牝5 | 56 | 2:15.7 | B | 15 |
18 | 14 | ウキヨノカゼ | 牝7 | 56 | 2:16.2 | B | 18 |
総評
A評価2頭、B+評価2頭。1週前A評価のディアドラは本追い切りが微妙だったが、B+評価モズカッチャンが勝利。ただ合計6頭をプラス評価しており、2着のクロコスミア、3着のミッキークイーンはB評価でそれほど参考にならなかったかもしれない。
パドック
さすがに皆さん良く見えた。問題は最も良く見えたのが15番人気タッチングスピーチだったことで、ブービーに敗れた。2着のクロコスミアはかちっときれいに歩けていたが、ほかにも良く見える馬が多く埋没した印象だった。
ポイントエリザベス女王杯、タッチングスピーチが活気ありパワフル。スマートレイヤーが大きく体を使えています。リスグラシューが可動域十分。ヴィブロスとルージュバックは問題ありません。ミッキークイーンは大きく見せませんが外をスッスッと。モズカッチャンは少しうるさい方向ですが気合い乗っています。— jphb (@jphb_oikiri) 2017年11月12日
ハッピーユニバンスが少し出遅れた程度でスタートはまずまずそろった。クロコスミアが先頭に立ったが、際内から押してクインズミラーグロがハナを奪う。1~2コーナーで3番手との差は4馬身。そこにマキシマムドパリがつけ、少し掛かったヴィブロスが外から4番手。モズカッチャンはその内でじっとしている。見た目には先頭が軽快に飛ばしているようだったが、タイムはスロー。ディアドラは後方2番手。リスグラシューとミッキークイーンも中団後ろから。4コーナーでクロコスミアが先頭をとらえる。内ラチ沿いを逃げ、粘るかに見えたが最後に伸びたモズカッチャンにとらえられた。3着には大外を1頭次元の違う脚で追い込んだミッキークイーンが入った。
分析
勝ち時計の2:14.3は、いまいち。良馬場では1996年のダンスパートナー以来、14秒台はなかった。この年は初めて古馬混合戦として開催され、距離が2200メートルに短縮された。現条件のエリザベス女王杯として最遅タイのタイムになった。ラップは前半1000メートルが1:02.0の超スロー。クインズミラーグロを除いて前に居た馬が上位を占め、後方から上がり最速で飛んできたのはミッキークイーンのみ。同馬は実績から格上で、その能力の高さを十分に示したことになる。このレースで最も強い競馬をしたのは同馬だ。リスグラシューは上がり3F最速タイ。道中の位置取りが響いた。勝ったモズカッチャンはロスのない競馬。枠にも恵まれ、自分の競馬をできた。ただ、クロコスミアの和田騎手もまた最高の騎乗をした。着差はクビ差。自分の馬券は脇に置いておいて、和田騎手に勝ってほしいと願ったファンも多かったのではないか。
評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/11/QueenElizabethIICup.html