ジャパンカップの反省と全着順-2017年11月26日のレース

2017年11月29日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
11シュヴァルグラン牡5572:23.7B5
22レイデオロ牡3552:23.9B+2
34キタサンブラック牡5572:23.9B-1
411マカヒキ牡4572:24.6A6
514アイダホ牡4572:24.7B10
69レインボーライン牡4572:24.7B8
78ソウルスターリング牝3532:24.9B-4
816ヤマカツエース牡5572:25.0B+12
93ギニョール牡5572:25.0D9
1012サトノクラウン牡5572:25.2C3
1113シャケトラ牡4572:25.2B7
125サウンズオブアース牡6572:25.2B+11
1210ブームタイム牡6572:25.2B16
1417ラストインパクト牡7572:25.3C14
156イキートス牡5572:25.5D13
1615ワンアンドオンリー牡6572:25.7C15
177ディサイファ牡8572:26.0C17


総評
A評価1頭、B+評価3頭。1週前のプラス評価はキタサンブラックのみだが本追い切りで評価を下げており、プラス評価は合計5頭。A評価マカヒキは4着で、どうにも微妙な結果になってしまった。
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パドック
良く見えたのは3頭。マカヒキ、シュヴァルグラン、レイデオロ。ほかももちろん良い馬ばかりなのだが、3頭が際立っていた。マカヒキは外目で首をリズム良く動かしながらスムースな脚さばき。シュヴァルグランは水平首で上下動幅も理想的。すばらしい気合い乗りだった。レイデオロは少し入れ込んではいたが気合いと見られる範囲で、後駆のたくましさが増した。キタサンブラックは悪くはないのだが少しゆるく、追い切りも軽かったためどうなのかな、という印象だった。

ポイント
このレースでは、ボウマン騎手の騎乗技術をじっくり見ることができる。各馬そろったスタートから、軽く促して最内経済コースをがっちりとキープ。キタサンブラックを行かせ、ギニョールの後ろで折り合う。1コーナーで外に膨れそうになっても抑え、内ラチ沿いにロスのないコース取り。向こう正面を折り合って進め、3~4コーナーも内でじっとしている。4コーナーで無理のないところへ出すと、キタサンブラックを目標に追い出し。伸びる外へ持ち出して最も通りたいコースを選択。そのまままっすぐに脚を伸ばし、差しきった。完璧な騎乗だった。
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分析
勝ち時計の2:23.7は、まずまず。シュヴァルグランはパドックでも良く見せており、状態も良かったのだろうが、このレースで勝ったのはボウマン騎手の好騎乗のおかげだろう。これまで教えてきたことが実を結んだと解説している人はいたけれど、1コーナーでギニョールに前へ出られたときに、そのまま外へ出させずじっと最内をキープした判断、そして4コーナーからの絶妙なコース取りは、その教えていた人にできたかどうかわからない。次走乗り替わりか外枠なら、疑ってかかりたい。能力の高さを見せたのはキタサンブラックとレイデオロで、引き離した4着とは大きな能力差があると見てよさそうだ。レイデオロはもう少し追い出しを早め、シュヴァルグランの通ったコースを取れていれば、という悔いはありそうだが、そうなると脚が残ったかどうかは微妙。キタサンブラックを交わせていたかどうかはわからない。マカヒキは4コーナーで包まれるロスが痛かった。ロスなく走れていても結果は4着で変わらないだろうが、もう2馬身ほど差は詰まっていたと考えられる。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/11/JapanCup.html

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