着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 13 | キセキ | 牡3 | 57 | 3:18.9 | B- | 1 |
2 | 4 | クリンチャー | 牡3 | 57 | 3:19.2 | C | 10 |
3 | 14 | ポポカテペトル | 牡3 | 57 | 3:19.2 | B- | 13 |
4 | 6 | マイネルヴンシュ | 牡3 | 57 | 3:19.5 | B | 11 |
5 | 15 | ダンビュライト | 牡3 | 57 | 3:19.7 | B- | 4 |
6 | 12 | ミッキースワロー | 牡3 | 57 | 3:19.7 | A | 3 |
7 | 16 | アルアイン | 牡3 | 57 | 3:19.7 | B | 2 |
8 | 9 | クリノヤマトノオー | 牡3 | 57 | 3:20.3 | D | 16 |
9 | 17 | プラチナヴォイス | 牡3 | 57 | 3:20.6 | B+ | 18 |
10 | 11 | サトノクロニクル | 牡3 | 57 | 3:20.8 | B | 6 |
11 | 8 | サトノアーサー | 牡3 | 57 | 3:20.9 | A | 5 |
12 | 1 | ブレスジャーニー | 牡3 | 57 | 3:21.0 | B | 12 |
13 | 10 | ベストアプローチ | 牡3 | 57 | 3:21.8 | B | 9 |
14 | 3 | スティッフェリオ | 牡3 | 57 | 3:22.5 | B | 14 |
15 | 5 | トリコロールブルー | 牡3 | 57 | 3:23.6 | B | 8 |
16 | 2 | ウインガナドル | 牡3 | 57 | 3:24.0 | B+ | 7 |
17 | 7 | アダムバローズ | 牡3 | 57 | 3:24.3 | B | 17 |
18 | 18 | マイスタイル | 牡3 | 57 | 3:30.0 | B+ | 15 |
総評
A評価2頭、B+評価3頭。1週前にサトノクロニクルをB+評価しており、実質プラス評価が6頭居たのだが、結果はB-→C→B-と悲惨なものになってしまった。
パドック
大雨のせいかもしれない。あまり良く見える馬が居なかった。勝ったキセキはゆったり堂々と歩けていた。次点はダンビュライト。気合い乗り良く踏み込みもしっかり。不安はミッキースワロー。最後尾を歩いていたが、入れ込みヨダレも見えていた。長距離では晃かな割引だ。サトノアーサーはすっと楽に歩けていたが、力強さに欠ける印象。ポポカテペトルとクリンチャーは全く目立たなかった。
ポイント
スタートはバラバラ。プラチナヴォイスが大きく出遅れ。ブレスジャーニーをはじめ、出遅れた馬が半数を超えた。ウインガナドルが好スタートから先頭へ。アダムバローズがそれに迫るが2番手。各馬、馬場の悪い内を避けて最初の3~4コーナーを回り、スタンド前へと進む。このタイミングでマイスタイルが先手を奪う。マイスタイルは果敢に馬場の内目を逃げ、1~2コーナーでリードを広げる。しかしそこで一杯になった。2コーナーでポツンと内に居たマイスタイルを外から馬群が飲み込む。再び先頭はウインガナドル。3コーナーでアダムバロースが並びかけ、それをさらに外から各馬が飲み込んでいく。直線。先頭に躍り出たダンビュライトとクリンチャーが叩き合う。内からポポカテペトル。外からミッキースワロー。さらに外からキセキ。ミッキースワローは伸びず、キセキが抜け出し、完勝した。
分析
勝ち時計の3:18.9は、不良馬場とはいえ異常なほど遅い。歴代菊花賞馬の勝ち時計を並べていると、一気に40~50年ほどタイムスリップした気分になる。2013年、同じ不良馬場で勝ったエピファネイアのタイムは3:05.2だった。とはいえ、今回は参考外。各馬内を避け、カーブでも5頭分ほど外を回していたため、実際に走った距離はかなり延びたはず。レースは消耗戦で、前が続々と飲み込まれる展開は、見ごたえがあった。勝ったキセキは上がり3F39.6で最速。上位には40秒台がずらりと並び、前に行った馬は全滅した。プラチナヴォイスは上がり3F40.6で、出遅れがなかったらそこそこの順位に来ていたかもしれない。
評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/10/KikukaSho.html