プロキオンステークスの反省と全着順-2017年7月9日のレース

2017年7月12日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
112キングズガード牡6561:22.9B5
28カフジテイク牡5571:23.2B+1
314ブライトライン牡8561:23.4A6
43ゴーインググレート牡7561:23.6-12
51メイショウウタゲ牡6561:24.0C7
615キクノストーム牡8561:24.1-15
75トウケイタイガー牡6571:24.4-9
813イーデンホール牡5561:24.7B3
911ウォータールルド牡9561:25.0B14
109ナンチンノン牡6561:25.0-11
117マヤノオントロジー牡8561:25.3-13
124アキトクレッセント牡5561:25.3B-2
1310レヴァンテライオン牡3531:25.4B+10
142ベストマッチョ牡4561:25.5B4
156チャーリーブレイヴせん7561:25.6A8


総評
A評価2頭、B+評価2頭。パドックでも最も良く見えたチャーリーブレイヴは最下位に沈んでしまったが、B→B+→Aで決まったのでまずまず参考になったかもしれない。





パドック
このレースは、みなさん平均的だったが、順位をつけると最も良く見えたのはチャーリーブレイヴだった。四肢の可動域は十分にあり、活気のある動き。この日の中京は悲惨なほど暑かったので発汗は見られたが度外視できる。次点はベストマッチョ。水平首で集中して歩けていた。というわけで、パドックで良く見えた馬が下から馬単。素人のパドックなどそんなものである。1,2番人気はどちらも良く見えた。カフジテイクは2着に来たが、沈んだアキトクレッセントは最後尾を落ち着いて歩けていた。

ポイント
メイショウウタゲ、マヤノオントロジー、イーデンホールが行き脚つかず。最初の芝でレヴァンテライオンがポンと飛び出し、向こう正面で内に斜行。内側で先行していた各馬は軒並み不利を受け、内の馬群はラチ側へ凝縮した。トウケイタイガーは早めにレヴァンテライオンを捕まえに行ったため被害なし。そのまま2頭がレースを引っ張る形に。内を回った利を生かし、トウケイタイガーが1馬身のリードで直線を向く。レヴァンテライオンは一杯。抜け出したトウケイタイガーだが、ゴーインググレートに交わされ、さらにそれをブライトラインが交わす。最後に外からキングズガードが抜けて1着。追い込んだカフジテイクは届かず2着までだった。





分析
勝ち時計の1:22.9は、過去10年で最も遅いがそこまで悪いわけでもない。ただ、後半3Fのラップが12.1 - 12.4 - 12.4と一度も11秒台を計時できず、前半ある程度流れた割には微妙なタイムになった。差し馬3頭での決着。先行馬の能力が疑問で、レヴァンテライオンより内に居た各馬がスタートで不利を受けていることから、内の先行馬には厳しいレースになったのかもしれない。それでもうまく不利を交わして前につけ、人気薄ゴーインググレートを4着に持ってきた和田騎手は見事だった。最後の直線ではキングズガードの藤岡佑騎手が斜行で戒告。ただ、スペースを狙っただけで、ファンにとっては納得のいく騎乗だろう。2着カフジテイクの福永騎手も外に斜行。過怠金なしの軽微なものだった。不利を受けた馬の多いレースで、結果をそのまま信用しにくいとはいえ、1、2着馬はこのメンバーでは能力が高そう。この日は熱中症の疑いのあった馬もおり、大敗した馬も敗因次第では巻き返しもありそうだ。

評価詳細へ
https://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/07/ProcyonStakes.html

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