本記事は、2024年7月14日に函館競馬場芝2000mで開催される3歳上ハンデ G3競走「函館記念」の追い切り評価です。
A評価
デビットバローズは集中力高く適度な気合乗り。キビキビとした動きで相手を半馬身差以内に置いて折り合い、直線は力強く進出してきっちりアタマ差先着しました。
B+評価
ハヤヤッコはやや力みがちとはいえ、そのぶん力感十分で体を大きく使えています。終い前に出て半馬身差のリードを保ちました。
チャックネイトは馬なりの内容ですが脚元に弾力性があり安定したリズムで気分良さそうに駆けられています。体には適度な丸みがあり毛ヅヤも良好です。
その他注目馬
プラチナトレジャーは相手がハヤヤッコで半馬身遅れ。同ハンデならハヤヤッコに先着するイメージはありませんが、3.5キロ差ありこの馬の動きそのものは良いです。もっと突き放されそうなところでスピードアップし、半馬身差で食い下がれたことも好感です。
サヴォーナはコーナーは楽に駆けて直線もほぼ馬なりながら加速する内容で派手さはありません。ただ、バランスの良い動きで、着地と蹴りの安定感は高いです。
ホウオウビスケッツは動きは良く直線も一気に突き抜けました。ただ、ラスト1~2完歩でソラを使ったのかスピードダウン。鞍上もそれを感じてステッキを入れましたが、それにこたえてピリッとした雰囲気を出せなかった点は割り引きました。
オニャンコポンはいつも良く見せてくれる馬で、今回も動きはパワフルで上位。気になったのは皮膚に湿疹が出ていて口元に覗いている歯茎がピンクでなく白く見える点です。体調面がいまいち良くないかもしれません。また、頭絡の一部が外れているのか目の横でチラチラと革かヒモが動いています。目に入ると危険でしょう。
全頭評価
枠番 |
馬番 |
馬名 |
性齢 |
斤量 |
騎手 |
評価 |
1 | 1 | サヴォーナ | 牡4 | 57.5 | 池添 謙一 | B |
1 | 2 | オニャンコポン | 牡5 | 57.0 | 菱田 裕二 | B |
2 | 3 | エンパイアウエスト | 牝5 | 53.0 | 横山 武史 | C |
2 | 4 | グランディア | セ5 | 56.0 | 三浦 皇成 | B |
3 | 5 | サンストックトン | 牡5 | 55.0 | 藤岡 佑介 | B- |
3 | 6 | リカンカブール | 牡5 | 58.0 | 津村 明秀 | C |
4 | 7 | エミュー | 牝4 | 54.0 | 鮫島 克駿 | B- |
4 | 8 | プラチナトレジャー | 牡6 | 55.0 | 永野 猛蔵 | B |
5 | 9 | アウスヴァール | セ6 | 54.0 | 古川 吉洋 | B- |
5 | 10 | トップナイフ | 牡4 | 57.5 | 横山 和生 | B- |
6 | 11 | アケルナルスター | 牡5 | 56.0 | 黛 弘人 | C |
6 | 12 | ホウオウビスケッツ | 牡4 | 57.5 | 岩田 康誠 | B |
7 | 13 | デビットバローズ | 牡5 | 56.0 | 武 豊 | A |
7 | 14 | ハヤヤッコ | 牡8 | 58.5 | 浜中 俊 | B+ |
8 | 15 | チャックネイト | セ6 | 58.5 | 佐々木 大輔 | B+ |
8 | 16 | マイネルクリソーラ | 牡5 | 56.0 | 丹内 祐次 | B |