G1:天皇賞・秋 追い切り評価~2023年10月29日開催

2023年10月27日金曜日

本記事は、2023年10月29日に東京競馬場芝2000mで開催される3歳上定量 G1競走「天皇賞・秋」の追い切り評価です。

A評価

ダノンベルーガは2週連続で併せ馬。1週前はコーナーで外の相手に馬体を寄せ、その後は横綱相撲。パワフルに突き抜けました。今週は外で折り合い、じっと相手を見ながらゴール地点で並ぶ内容。ゴール後は抜かせませんでした。白い汗が全く見られず、最高の状態です。

B+評価

ガイアフォースは1週前やや硬めな動きながら3頭併せの外を豪快にまくる好内容。右手前の方が走りやすそうな点も好感しました。今週は坂路で調整。体幹のしっかりしたバランスの良い走りです。

その他注目馬

プログノーシスはなんとも評価の難しい馬です。牡馬なのですが、動きも気性も走る牝馬のよう。札幌記念(A評価、1着)、金鯱賞(B評価、1着)および中日新聞杯(おまけのA評価、4着。ただし騎手の能力値は低い)時と比べても動きが変わっています。今回の機敏さと抜けてから遊ぼうとする気性を良いと見るか悪いと見るかでしょうが、個人的にはB評価組の1番手評価にしたいです。ドウデュースは1週前は太めに見えましたが前膝を高く上げて回転力の高い脚元。直線はしっかり伸びました。ゴールの少し前で手前を戻した点は気になりましたが全体としてはプラス評価に足る内容です。今週は坂路で調整。左前肢の動きが全体とややずれている点は気になりましたが体幹はしっかりしていて悪くはありません。断然の1番人気になりそうなイクイノックスは3番手。1週前はいまいち目立ちませんでしたが追う相手に対して馬なりに併入する内容でした。今週は3頭併せで先着はしましたが、左右の間隔を狭くして精神的に負荷をかけただけ。内にわずかに先着するにとどまりました。目標は先にあるような調教で、仕上げきってはいないようです。ただこの仕上がりでも、今回のメンバーなら能力上位でしょう。ジャックドールは1週前はやや重めの動きながら目標にした相手を置き去りにするパワフルな動き。四肢の可動域も十分でした。今週は単走でも活気十分。ただ、ゴール付近で少しふわっとした完歩があり、評価はBにとどめました。アドマイヤハダルは動きスローですがそのぶん跳びは大きく四肢の可動域も十分です。

全頭評価

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 評価 1週前
11ノースブリッジ牡558.0岩田 康誠CB-
22エヒト牡658.0横山 和生B--
33ドウデュース牡458.0武 豊BB+
44ダノンベルーガ牡458.0J.モレイラAA
55ガイアフォース牡458.0西村 淳也B+B+
66ジャスティンパレス牡458.0横山 武史CB-
67イクイノックス牡458.0C.ルメールBB
78ヒシイグアス牡758.0松山 弘平BC
79プログノーシス牡558.0川田 将雅BB
810ジャックドール牡558.0藤岡 佑介BB+
811アドマイヤハダル牡558.0菅原 明良BB

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