G1:皐月賞 追い切り評価~2023年4月16日開催

2023年4月14日金曜日

本記事は、2023年4月16日に中山競馬場芝2000mで開催される3歳牡牝定量 G1競走「皐月賞」の追い切り評価です。

A評価

最も良く見えたのはベラジオオペラです。1週前が圧巻。折り合いついてじっと並びかけ、飛節のクッションを生かした前後の連動性の高い動きでやわらかに伸びました。今週は楽な内容の併せ馬。軽々と先着しています。文句のない仕上がりでしょう。ファントムシーフは1週前は3頭併せの外。勝負どころで置かれてしまいましたが、その後の単走の動きは悪くはありませんでした。これでガス抜きができたのか、今週は一変。外から相手が来たところでスイッチが入り、前脚を地面と平行になるほど上げるこの馬本来の動きを見せてきっちり先着しました。

B+評価

シャザーンは1週前がハードな内容。外を競り落とすと内から来られ、追撃をしのいでゴールし、その後もパワフルに伸びてグイグイと差を広げました。今週は坂路で調整。安定したフォームでリズム良く動けています。フリームファクシは1週前はショウナンバシットを目標に並びかける程度でゴール。動きも馬体もこの馬の方が見栄えしました。今週はソダシと坂路で併せ馬。動きには適度な荒々しさがあり、パワフルに先着できています。

その他注目馬

1番人気になりそうなソールオリエンスは1週前は相手の真後ろにつけて直線弾け、大きく先着。今週は斜め後ろくらいからほぼ馬なりに抜け出しました。好状態でレースへ向かえそうです。ホウオウビスケッツは2週連続でW単走。1週前は前後の連動性が高く気分良さそうな走り。体をふっくら見せてメリハリのある好馬体でした。今週は気合が入りすぎているような印象ですが軽めの内容にとどめており、1週前の状態を維持してレースへ向かえれば面白い存在になるかもしれません。ダノンタッチダウンは1週前はやわらかな動きで前へ出ましたが、終いは流して併入止まり。今週は坂路で調整しました。動きはやわらかで体も大きく見せていますが、気配面がいまいち目立ちません。体型から距離は問題なさそうです。タスティエーラは2週連続でW3頭併せの中。動きはキビキビとして良く見えますが、2週続けて発汗が多いことは気になります。気になるのは発汗だけで、堀厩舎の調教はなぜか発汗の多い馬が多いため大丈夫かもしれません。

全頭評価

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 評価 1週前
11ソールオリエンス牡357.0横山武史BA
12ワンダイレクト牡357.0藤岡佑介BB-
23グリューネグリーン牡357.0石川裕紀人BB
24ショウナンバシット牡357.0M.デムーロBB
35フリームファクシ牡357.0D.レーンB+B
36ウインオーディン牡357.0三浦皇成BB
47ファントムシーフ牡357.0C.ルメールAB-
48トップナイフ牡357.0横山典弘C-
59ホウオウビスケッツ牡357.0横山和生BB+
510ラスハンメル牡357.0石橋脩B--
611シャザーン牡357.0岩田望来B+B+
612ダノンタッチダウン牡357.0川田将雅BB
713グラニット牡357.0嶋田純次B--
714タスティエーラ牡357.0松山弘平BB
715ベラジオオペラ牡357.0田辺裕信AA
816タッチウッド牡357.0武豊B-B-
817メタルスピード牡357.0津村明秀B-B-
818マイネルラウレア牡357.0戸崎圭太BB

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