G1:大阪杯 追い切り評価~2023年4月2日開催

2023年3月31日金曜日

本記事は、2023年4月2日に阪神競馬場芝2000mで開催される4歳上定量 G1競走「大阪杯」の追い切り評価です。

A評価

最も良く見えたのはノースブリッジでした。1週前は活気十分でそのぶん後脚の蹴りの強さを前駆で制御しきれない印象はありましたが、今週は前後のバランスが良くなりました。低い重心で鋭くかつパワフルな伸びを見せてくれています。次点はマリアエレーナ。頭を低く保ってスムースな動き。直線の動きはエレガントで、一定のリズムで動けています。

B+評価

ジャックドールは1週前は先行して終いバテましたが、今週は差して楽な手ごたえで余裕の先着。体はゆるめに見え、もう少ししっかり地面をつかんで蹴りたいですが四肢の可動域は広く仕上がりは良さそうです。1番人気になりそうなスターズオンアースは問題ない仕上がりでしょう。2週連続でWの3頭併せの内に入れ、楽な手ごたえで先着しました。1週前の時点から体は締まっていて、今週もやや細く見えることが不安点ですが、動きは文句なしです。

その他注目馬

ヒンドゥタイムズは1週前は四肢の可動域十分で弾むような動き。今週は終い重点で抜け出したものの差し返されました。1週前良かったのでこれで十分かもしれませんが、ゴール後前へ出られており、勝負根性という面では微妙です。ダノンザキッドは1週前はゆるめもやわらかに動いて相手を圧倒。大きく先着しました。今週は日曜に追い切ったようで、映像は29日のトロットの姿のみ。毛ヅヤは良くきれいなシルエットに仕上がっていますが、後ろから見ると良い頃よりトモの盛り上がりが不足気味かもしれません。ジェラルディーナは悪くはないのですが2週連続で動きをセーブするような走りになっている点は気になります。ぐっと沈み込むようなフォームに移行しようとするのですが、その際に前駆の重心が戻ってしまいます。ただ力強さは十分で、鞍上がわざとやりすぎないようにしているだけかもしれません。ヴェルトライゼンデは2週連続の坂路併せ馬。1週前はバランスの良い走りながら遅れ。今週は気合が乗ったぶん力みの見られる走りになりましたがパワフルに先着しました。ポタジェは1週前はやや力みが見られましたが動きに力強さはありました。今週はバランス良くリラックスした走りをできています。キラーアビリティはCW単走を2週続けました。1週前は動きが重かったのですが、今週は素軽さが出て伸びやかさも増しました。ただ舌を出している点は気になります。

全頭評価

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 評価 1週前
11ジェラルディーナ牝556.0岩田 望来BB
12マリアエレーナ牝556.0浜中 俊A-
23モズベッロ牡758.0西村 淳也B-B-
24ノースブリッジ牡558.0岩田 康誠AB+
35ワンダフルタウン牡558.0和田 竜二BB-
36ヴェルトライゼンデ牡658.0川田 将雅BB
47マテンロウレオ牡458.0横山 典弘CC
48ラーグルフ牡458.0戸崎 圭太B-C
59ジャックドール牡558.0武 豊B+B-
510ポタジェ牡658.0坂井 瑠星BB
611スターズオンアース牝456.0C.ルメールB+A
612キラーアビリティ牡458.0団野 大成BC
713ダノンザキッド牡558.0横山 和生DB+
714ヒシイグアス牡758.0松山 弘平B-B-
815ヒンドゥタイムズセ758.0池添 謙一B-A
816ノースザワールド牡558.0北村 友一B-

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