本記事は、2022年11月13日に阪神競馬場芝2200mで開催される「エリザベス女王杯」の追い切り評価です。
A評価
デアリングタクトを2週連続A評価しました。気合乗りは適度で、後脚をまっすぐ後ろに蹴れるようになり、前後の連動した動きをできました。力強さもほぼ戻っています。
B+評価
テルツェットは気分良さそうにキビキビと動き、一気に抜け出しました。走りは少しピッチで教科書的にはもう少し短い距離の方が合いそうですが、調教評価としてはプラスです。
ナミュールは少しカリカリしたところはあり舌を出している点も気になりますが、脚元の力強さは前走時以上にあります。
その他注目馬
秋華賞を勝った
スタニングローズは今週もいまいちでした。力感はなく、着地の安定性にも欠けます。いわゆるお釣りがない状態だと見ますが、能力でどこまでやれるかでしょう。1週前良かった
イズジョーノキセキは坂路単走で最終調整。今週は全く良く見えませんでした。体を小さく見せて脚元の力強さもなく、促したほど伸びません。1週前が良く、どのような調整でも仕上がりそうに見えたので、これで十分かもしれないが、不安の方が大きいです。外国馬
マジカルラグーンは阪神ダートで軽めの調整。体は筋肉質でバランス良く動けています。B評価組の中では上位です。そのほかB評価組から2頭を取り上げます。
ジェラルディーナは集中力は高く前脚の着地も1週前より改善されています。派手さはありませんが仕上がりは良さそうです。
ルビーカサブランカは相手がソダシで歯が立ちませんでした。相手のためにやったような内容ではありますが、ゴール前はステッキを入れて一杯に追い僅差の遅れにとどめており、ここでしっかり負荷をかけたことがレースにつながれば面白い存在になるかもしれません。
全頭評価
枠番 |
馬番 |
馬名 |
性齢 |
斤量 |
騎手 |
評価 |
1週前 |
1 | 1 | クリノプレミアム | 牝5 | 56.0 | 武豊 | B | B+ |
1 | 2 | ローザノワール | 牝6 | 56.0 | 田中勝 | C | B- |
2 | 3 | ピンハイ | 牝3 | 54.0 | 川田 | C | C |
2 | 4 | デアリングタクト | 牝5 | 56.0 | 松山 | A | A |
3 | 5 | マジカルラグーン | 牝3 | 54.0 | フォーリー | B | - |
3 | 6 | ホウオウエミーズ | 牝5 | 56.0 | 丸田 | B | B |
4 | 7 | イズジョーノキセキ | 牝5 | 56.0 | ルメール | C | A |
4 | 8 | アンドヴァラナウト | 牝4 | 56.0 | ムーア | C | - |
5 | 9 | ウインキートス | 牝5 | 56.0 | 松岡 | B | C |
5 | 10 | スタニングローズ | 牝3 | 54.0 | 坂井 | C | C |
6 | 11 | ナミュール | 牝3 | 54.0 | 横山武 | B+ | B |
6 | 12 | ルビーカサブランカ | 牝5 | 56.0 | 横山和 | B | B |
7 | 13 | ウインマリリン | 牝5 | 56.0 | レーン | B- | B- |
7 | 14 | アカイイト | 牝5 | 56.0 | 幸 | B | B |
7 | 15 | ライラック | 牝3 | 54.0 | Mデムーロ | B- | B- |
8 | 16 | テルツェット | 牝5 | 56.0 | 池添 | B+ | B- |
8 | 17 | ウインマイティー | 牝5 | 56.0 | 和田竜 | B- | - |
8 | 18 | ジェラルディーナ | 牝4 | 56.0 | Cデムーロ | B | B+ |