GI:ジャパンC 追い切り評価~2022年11月27日開催

2022年11月25日金曜日

本記事は、2022年11月27日に東京競馬場芝2400mで開催される「ジャパンカップ」(ジャパンC)の追い切り評価です。今週も忙しく、1週前と合わせたハイブリッド版になります。

A評価

ボッケリーニの状態の良さが際立ちます。1週前は動きが重くステッキを入れても伸びませんでしたが、しっかりやったことで一変しました。今週は持ったまま楽に抜け出し、集中力も高く維持できています。

B+評価

人気になりそうな2頭が次点です。シャフリヤールは1週前芝追いでちょこまかとした動き。馬体のメリハリもなく、さっぱり良く見えませんでした。しかし今週は坂路できっちりと併入。1週前と比べると雲泥の差で、いつもならB評価かもしれませんが、周りがそれほど良く見えないためこのメンバーならプラス評価に足りる動きを見せてくれました。ダノンベルーガは1週前ゴール地点で若干遅れましたが、その後並ぶところまではやりました。動きはやわららかで問題なく、評価は据え置きです。今週は先導役を務めてそのまま差を若干広げて先着する内容。これなら単走にすればよかったわけで、内容は意味不明ですが、伸びやかな動きは目立ちます。

その他注目馬

今年は外国馬の参戦もあり、楽しみでしたがかなり低レベルなメンバーかもしれません。日本馬で4頭取り上げます。シャドウディーヴァは、今週ハードに追って遅れました。ただ、1週前の坂路は秀逸。モヤで一部しか見られませんでしたが、坂路とは思えぬほどのスピード感がありました。ヴェルトライゼンデは1週前が伸びやかないい動きで活気も十分でした。今週はさらりとした内容で、状態をキープできていそうです。ユニコーンライオンも楽な内容。集中力はあり、前走時の状態はほぼ維持できていそうです。展開が向けば粘り込みもあるかもしれません。ヴェラアズールは1週前も今回も直線の変なところで手前を替えたり戻したりしていますが、繋のクッションが効いていて動きは良く、体もふっくら見せています。外国馬は全頭書きたいところなのですが、テュネスの映像がありません。テュネスの映像は公開されましたが、金曜のダート調整で評価不能のDです。体は仕上がっていそうです。その他3頭の中では、シムカミルが良く見えました。東京ダートで追い、不良馬場でしたが後脚の伸びやかさは見栄えしました。体はややゆるめに見えますが、太め感はありません。オネストも同じ馬場で、動きは硬くいまいち良く見えません。ただ、この馬はかなり楽な内容で、何とも言えないところはあります。体はやや太いかもしれませんが、馬体からはパワーを感じます。グランドグローリーはバランス良くエレガントな動きで好みなのですが、楽な内容とはいえスピード感がなくいまいち目立ちませんでした。

全頭評価

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 評価 1週前
11シムカミル牡355.0ブノワB-
12オネスト牡355.0ルメールC-
23ヴェルトライゼンデ牡557.0レーンBB+
24トラストケンシン牡757.0丸田B--
35グランドグローリー牝655.0ギュイヨンB--
36ヴェラアズール牡557.0ムーアBB
47テュネス牡355.0ムルザバエD-
48デアリングタクト牝555.0マーカンドC-
59ユニコーンライオン牡657.0国分優B-
510ハーツイストワール牡657.0武豊C-
611カラテ牡657.0菅原明BB-
612シャドウディーヴァ牝655.0松山B-A
713テーオーロイヤル牡457.0菱田C-
714ダノンベルーガ牡355.0川田B+B
715シャフリヤール牡457.0CデムーロB+C
816リッジマン牡957.0石川C-
817ユーバーレーベン牝455.0MデムーロB-B-
818ボッケリーニ牡657.0浜中AB-

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