本記事は、2022年5月1日に阪神競馬場芝3200mで開催される「天皇賞・春」(天皇賞・春)の追い切り評価です。
A評価
最も良く見えたのは2週連続で
トーセンカンビーナでした。先行して並ばれましたが、持ったまま並走して抜かせず、わずかに先着する好内容。体もふっくら見せています。人気はおそらくないでしょうが、がんばってほしいです。
B+評価
1番人気になりそうな
ディープボンドはゆったりやわらかに大きな跳びで駆けられました。単走で楽な内容のため派手さはありませんが、体も引き締まってきて、文句ない仕上がりでしょう。
シルヴァーソニックは軽く促して気分良さそうな走り。相手が追って迫りましたが、涼しい顔で先着し、その後も抜かせませんでした。
その他注目馬
人気の一角になりそうな
タイトルホルダーは内容が微妙。手ごたえ良く伸びて相手を交わしそうでしたが、鞍上は手綱を引いて行かせず抜きませんでした。時計を出したくなかったのかもしれませんが、馬は余力十分に見えました。ブレーキをかける体力と慣性に従って時計を出す体力を比べると前者の方がきついでしょう。1週前は良かったですし、動きの良さからもマイナス評価はつけづらいですが、レース前にわざと遅れる追い切りは疑問です。B評価組で上位は2頭。
マカオンドールは前脚の着地がパワフルです。体の向きもまっすぐで気合乗りも適度です。
タガノディアマンテはバランスの良い走りです。
メロディーレーンはかわいい上に岩田望来騎手が乗ってくれます。しかし、残念ながら2週連続のC評価になってしまいました。小さいので非力な印象になるのは仕方ないのですが、左前肢の蹴り出す方向が内側で、推進力がきれいに前を向いていないことは気がかりです。
全頭評価
枠番 |
馬番 |
馬名 |
性齢 |
斤量 |
騎手 |
評価 |
1週前 |
1 | 1 | アイアンバローズ | 牡5 | 58.0 | 石橋脩 | B- | B |
1 | 2 | ハーツイストワール | 牡6 | 58.0 | C.ルメール | B- | B |
2 | 3 | ディバインフォース | 牡6 | 58.0 | 田辺裕信 | B- | B- |
2 | 4 | ユーキャンスマイル | 牡7 | 58.0 | 藤岡佑介 | B- | B |
3 | 5 | マカオンドール | 牡4 | 58.0 | 松山弘平 | B | B |
3 | 6 | メロディーレーン | 牝6 | 56.0 | 岩田望来 | C | C |
4 | 7 | テーオーロイヤル | 牡4 | 58.0 | 菱田裕二 | B- | B |
4 | 8 | クレッシェンドラヴ | 牡8 | 58.0 | 内田博幸 | B- | B |
5 | 9 | ヒートオンビート | 牡5 | 58.0 | 池添謙一 | B- | C |
5 | 10 | トーセンカンビーナ | 牡6 | 58.0 | 藤岡康太 | A | A |
6 | 11 | マイネルファンロン | 牡7 | 58.0 | 松岡正海 | B- | B |
6 | 12 | ハヤヤッコ | 牡6 | 58.0 | 武豊 | B | B- |
7 | 13 | ロバートソンキー | 牡5 | 58.0 | 伊藤工真 | B | B |
7 | 14 | ヴァルコス | 牡5 | 58.0 | 三浦皇成 | B- | B- |
7 | 15 | タガノディアマンテ | 牡6 | 58.0 | 幸英明 | B | - |
8 | 16 | タイトルホルダー | 牡4 | 58.0 | 横山和生 | B | B+ |
8 | 17 | シルヴァーソニック | 牡6 | 58.0 | 川田将雅 | B+ | B |
8 | 18 | ディープボンド | 牡5 | 58.0 | 和田竜二 | B+ | A |