G3:中山牝馬S 追い切り評価~2022年3月12日開催

2022年3月11日金曜日

本記事は、2022年3月12日に中山競馬場芝1800mで開催される「中山牝馬ステークス」(中山牝馬S)の追い切り評価です。

A評価

良く見える馬の多い追い切りでした。その中から2頭をA評価しました。クリノプレミアムは直線で数馬身前を行く相手を測ったようにとらえて併入しました。トモの回転がきれいで、飛節のクッションの効いた走りをできています。フェアリーポルカは体の向きまっすぐで、最後まで集中した走り。鞍上は左右の手綱をうまく使ってフォームのバランスを整えることを重視して調整してきました。派手さはありませんが、内容を含めてA評価に足る内容です。

B+評価

ジュランビルは外ラチ一杯を通って先導役を務めました。相手を待ってから馬体を合わせて鋭く伸び、きっちり併入しています。クールキャットは水平首でリラックスした走り。アタマ差~クビ差のリードを保って悠然と駆けられました。脚元は素軽く好調そうです。

その他注目馬

プラス評価した馬が多くB評価になってしまいましたが、ホウオウピースフルも良いです。頭は高いものの首の上下動幅は広く、活気十分。前脚の着地ポイントは近めですが、全体的に見て力強い走りをできています(除外で東風Sに向かうようです)。いつも良く見せてくれる馬が2頭居ます。スマイルカナはいつもより少し小さく見せるのは気がかりですが、いつもと変わらず機敏な動きです。スライリーはいつもより若干スローでもっさりした雰囲気ですが、四肢の可動域は十分です。これら2頭はB評価が妥当でしょう。上位人気になりそうな3頭は、予想される人気ほど目立ちませんでした。ミスニューヨークは軽い内容。1週前は時計を出していて四肢の可動域十分な走りでした。評価はBとしましたが、これで十分と見られます。ルビーカサブランカは馬なりに集中して駆けられて動きは良いです。ただ、バタバタと走る相手に並ばれても気配は変わらずアタマ差遅れたことは気になりました。B評価組の中では下位です。テルツェットはいまいち良く見えませんでした。肩の可動域が狭く、そのために動きが硬めに見えます。3馬身ほど前に馬が居たのですが、追いかけようという雰囲気もなく、良く見える馬が多かったこともあり、評価はマイナスとしています。

全頭評価

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 評価
11ロザムール牝654.0北村宏C
12シングフォーユー牝653.0戸崎圭B
23ミスニューヨーク牝555.0MデムーロB
24ドナアトラエンテ牝655.0横山武B-
35ジュランビル牝653.0松若B+
36クールキャット牝454.0大野B+
47シャムロックヒル牝553.0団野B
48ゴルトベルク牝553.0津村C
59テルツェット牝556.5田辺B-
510ローザノワール牝654.0田中勝B
611ルビーカサブランカ牝555.0武豊B
612スマイルカナ牝556.0柴田大B
713スライリー牝453.0石川B
714アブレイズ牝556.0菅原明B-
815フェアリーポルカ牝656.0三浦A
816クリノプレミアム牝553.0松岡A

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