本記事は、2022年3月19日に中京競馬場芝1400mで開催される「中日スポーツ賞ファルコンステークス」(ファルコンS)の追い切り評価です。
A評価
最も良く見えたのは
ナバロンでした。相手と並んで折り合い、リズムを合わせて坂路のラチ側を駆け上がってくると、軽い合図でしっかり反応。鞍上は持ったままで半馬身先着しました。人気はなさそうですが状態はかなり良さそうです。
B+評価
次点は
ウインマーベル。頭を低く保って背中の安定した走り。外で先導役を務めてアタマ差先着した内容も好感できます。脚元はまだ若干スローですが、パワフルで勝負根性もありそうです。
その他注目馬
このレースは悪く見える馬がほとんど居ませんでした。たとえばC評価した
ニシノレバンテにしても、遊んで走っていて直線手前から相手(スプリングS出走予定のアライバル)に噛みつきに行くなど、どうしようもない内容でしたが、それでも最後は併入していて、まじめに走れば動きが悪いわけではありません。1番人気になりそうな
トウシンマカオは活気十分に動けていますが、相手との差を詰められずクビ差遅れ。ゴール後も並ぶところまでやっていません。体も少し細く見えます。それでも活気と動きを見るとマイナス評価はできず中位評価です。B評価組から4頭取り上げます。
ベルウッドブラボーは首をあまり使わない走りですが、脚元の連動性は高くスムースな動きです。
オタルエバーは全力で走る馬のようです。前半から飛ばして最後まで保ちません。前脚を内側に、後脚は若干外側に蹴りますが、全体のバランスは取れていて機敏さもあります。1週前も内容は同じ。体は1週前より絞れています。
デュガは体の向きはまっすぐで集中力もあります。ただ、右前肢だけ動きが全体とずれている点は気になります。どこかをかばっている可能性があります。
ウインバグースは活気は十分で体の向きもほぼまっすぐ。ただ、右手前になると右前肢を若干内に蹴り、左手前の走りの方が伸びやかです。左回りコースが合うかどうかですが、坂を上がって手前を戻すなど工夫することはできそうです。
全頭評価
枠番 |
馬番 |
馬名 |
性齢 |
斤量 |
騎手 |
評価 |
1 | 1 | プルパレイ | 牡3 | 56.0 | M.デムーロ | B- |
1 | 2 | ヴィアドロローサ | 牡3 | 56.0 | 吉田 隼人 | - |
2 | 3 | タイセイディバイン | 牡3 | 56.0 | 松若 風馬 | B- |
2 | 4 | カジュフェイス | 牡3 | 56.0 | 田辺 裕信 | - |
3 | 5 | ショウナンハクラク | 牡3 | 56.0 | 坂井 瑠星 | B |
3 | 6 | デヴィルズマーブル | 牡3 | 56.0 | 福永 祐一 | B- |
4 | 7 | ナムラリコリス | 牝3 | 55.0 | 泉谷 楓真 | B- |
4 | 8 | トウシンマカオ | 牡3 | 57.0 | 戸崎 圭太 | B |
5 | 9 | エイシンシュトルム | 牡3 | 56.0 | 石川 裕紀人 | B |
5 | 10 | ベルウッドブラボー | 牡3 | 56.0 | 丸山 元気 | B |
6 | 11 | ナバロン | 牡3 | 56.0 | 川又 賢治 | A |
6 | 12 | ニシノレバンテ | 牡3 | 56.0 | 内田 博幸 | C |
7 | 13 | レディバランタイン | 牝3 | 54.0 | C.ルメール | C |
7 | 14 | オタルエバー | 牡3 | 56.0 | 幸 英明 | B |
7 | 15 | ウインマーベル | 牡3 | 56.0 | 松岡 正海 | B+ |
8 | 16 | ティーガーデン | 牡3 | 56.0 | 横山 武史 | B- |
8 | 17 | デュガ | 牡3 | 56.0 | 武 豊 | B |
8 | 18 | ウインバグース | 牡3 | 56.0 | 和田 竜二 | B |