本記事は、2021年05月01日に東京競馬場芝2400mで開催される「テレビ東京杯青葉賞」(G2)の追い切り評価です。出走馬は18頭。レースは3歳馬齢戦です。
A評価
タガノカイは栗東坂路で単走。頭の位置が安定していて、手前の替え方もスムース。どちらの手前でも体の向きはまっすぐで、脚元は軽やか。推進力も前を向いています。人気薄になりそうで唯一のA評価、石川騎手騎乗と、先週のフローラSで2着に来たスライリーと共通項があり、さすがに2週連続はないだろうとも思うのですが、動きは最も良く見えました。
B+評価
アオイショーは弾むようなフットワーク。手前の替え方はまだ下手ですが、気分良さそうに駆けていて、軽快さは目立ちます。推進力は上に逃げるのですが、脚元の弾力性を生かした走りで軽めの内容ですし、割り引く必要はなさそうです。アランデルは最後まで手前を替えず股間の発汗も気になりますが、迫力のある動きで上位と評価しました。
その他注目馬
1番人気が予想されるキングストンボーイは、いまいち目立ちませんでした。コーナーを逆手前で回り、四肢の可動域も狭いです。やわらかさはまずまずあるのですが、気配ももの足りません。ワンダフルタウンはまずまずの内容。前半相手の後ろにつけて少し行きたがりましたが折り合いはつき、中盤にすっと並ぶと手前を替えて突き放しました。左手前を決めてからの動きは良いです。そのほか気になったのはノースブリッジ。頭が高いのは鞍上が手綱を引いているためで問題なさそう。トモの厚みがあり後脚は伸びやかに蹴れていて、前膝を高く上げる前脚との連動性もまずまずです。
全頭評価
枠番 |
馬番 |
馬名 |
性齢 |
斤量 |
騎手 |
評価 |
1 | 1 | アランデル | 牡3 | 56.0 | 横山 武史 | B+ |
1 | 2 | ワンダフルタウン | 牡3 | 56.0 | 和田 竜二 | B |
2 | 3 | ノースブリッジ | 牡3 | 56.0 | 横山 和生 | B |
2 | 4 | バーボンハイボール | 牡3 | 56.0 | 丸山 元気 | C |
3 | 5 | ワンデイモア | 牡3 | 56.0 | 田辺 裕信 | B |
3 | 6 | アオイショー | 牡3 | 56.0 | 大野 拓弥 | B+ |
4 | 7 | レッドヴェロシティ | 牡3 | 56.0 | M.デムーロ | B- |
4 | 8 | マテンロウエール | 牡3 | 56.0 | 横山 典弘 | B- |
5 | 9 | テンカハル | 牡3 | 56.0 | 坂井 瑠星 | B- |
5 | 10 | キングストンボーイ | 牡3 | 56.0 | C.ルメール | B- |
6 | 11 | テーオーロイヤル | 牡3 | 56.0 | 菱田 裕二 | B |
6 | 12 | スワーヴエルメ | 牡3 | 56.0 | 柴田 善臣 | B- |
7 | 13 | アウスヴァール | 牡3 | 56.0 | 古川 吉洋 | 映像なし |
7 | 14 | グレアリングアイ | 牡3 | 56.0 | 内田 博幸 | C |
7 | 15 | リーブルミノル | 牡3 | 56.0 | 三浦 皇成 | B |
8 | 16 | レインフロムヘヴン | 牡3 | 56.0 | 石橋 脩 | B- |
8 | 17 | タガノカイ | 牡3 | 56.0 | 石川 裕紀人 | A |
8 | 18 | モンテディオ | 牡3 | 56.0 | 池添 謙一 | B |