秋華賞 2019 レース回顧

2019年10月16日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
15クロノジェネシス牝355.01:59.9B-4
28カレンブーケドール牝355.02:00.2B2
314シゲルピンクダイヤ牝355.02:00.4B+10
49シャドウディーヴァ牝355.02:00.5B+13
57ビーチサンバ牝355.02:00.5B-6
66ローズテソーロ牝355.02:00.7B-14
73ブランノワール牝355.02:00.9B11
81ダノンファンタジー牝355.02:01.0A1
917エスポワール牝355.02:01.0B3
1016パッシングスルー牝355.02:01.1B9
1110シェーングランツ牝355.02:01.7B-12
124トゥーフラッシー牝355.02:01.8B-17
1313サトノダムゼル牝355.02:01.9B7
1418シングフォーユー牝355.02:01.9B15
1515コントラチェック牝355.02:02.0C5
1611フェアリーポルカ牝355.02:02.4B+8
1712レッドアネモス牝355.02:05.1B16
取消2メイショウショウブ牝355.00:00.0B0


総評


A評価1頭、B+評価3頭。さらに1週前でビーチサンバとシングフォーユーをB+評価していた。しかし、結果はマイナス評価のクロノジェネシスが1着。10番人気シゲルピンクダイヤは3着にがんばったが、いまいちな結果になってしまった。

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パドック


ダノンファンタジーは落ち着いてさえいれば勝てるだろうと考えていたので1番手評価。しかし直線伸びず。クロノジェネシスは+20キロ。全く太め感はなく成長分だろう。20キロ増えても452キロでそれほど大きな馬ではないが、体を大きく見せてパドックでは見栄えした。2着カレンブーケドールは左後肢の踏み込みが右後肢に比べて強く、若干アンバランスで左回りの方が合いそうな印象があった。

ポイント


ダノンファンタジーは好スタートから折り合いついて最内で控えた。飛ばしてビーチサンバの逃げ。コントラチェックのルメール騎手も引かず、両馬がやりあったせいで前半1000メートルを58.3というハイペースになった。コントラチェックは4コーナー手前で脱落。ダノンファンタジーは手ごたえ十分に4コーナーを回り、すっと前をとらえられる位置につける勝ちパターンに入ったが、なぜかそこから全く伸びず。中団につけていたクロノジェネシスが抜け出し、2馬身差の完勝だった。

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分析


勝ち時計の1:59.9は、ハイペースで流れたとはいえ稍重馬場を考えれば十分。クロノジェネシスはいかにも休み明けという1週前追いで、本追い切りも1週間より多少はましになった程度という評価だったが、パドックでは見栄えした。仕上げてくる次走でも人気の1頭になるだろう。2着カレンブーケドールは、12番人気のオークス2着馬。紫苑Sは3着だったが着差はわずかで、今回も終いきっちり伸び、この世代で能力上位であることを示した。能力を示したもう1頭はビーチサンバで、ハイペースで逃げならが5着に粘った。コントラチェックを行かせていれば展開は変わり、より良い着順になった可能性もあるが、それは結果論だろう。6番人気の5着なら騎手は責められない。ダノンファンタジーの敗因はよくわからない。川田騎手はメディアに向けて馬場を敗因に挙げたが、本心だろうか。直線を向いたときのポジションなら自由に外へ出すことはでき、この日の7Rで外を伸ばして勝っていた。落ち着きすぎていたことが逆に作用したような負け方で、ブランノワールにぶつけられたときにすでに脚はなかった。この敗戦は尾を引くかもしれない。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2019/10/ShukaSho.html

             

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