着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 12 | アルバート | 牡6 | 58 | 3:35.2 | B | 1 |
2 | 4 | ラブラドライト | せん8 | 51 | 3:35.4 | C | 6 |
3 | 8 | カフジプリンス | 牡4 | 54 | 3:35.6 | B | 2 |
4 | 15 | トウシンモンステラ | 牡7 | 53 | 3:35.8 | - | 14 |
5 | 11 | プレストウィック | 牡6 | 54 | 3:35.9 | B | 5 |
6 | 7 | フェイムゲーム | せん7 | 58 | 3:35.9 | B- | 3 |
7 | 1 | ファタモルガーナ | せん9 | 56 | 3:35.9 | B- | 4 |
8 | 2 | ムスカテール | 牡9 | 56 | 3:36.1 | B | 12 |
9 | 3 | トーセンレーヴ | 牡9 | 57 | 3:36.1 | - | 11 |
10 | 9 | フェスティヴイェル | 牡6 | 53 | 3:36.2 | B | 15 |
11 | 14 | プロレタリアト | 牝6 | 51 | 3:36.2 | C | 10 |
12 | 6 | ジャングルクルーズ | せん8 | 56 | 3:36.5 | B- | 8 |
13 | 5 | キングルアウ | 牡5 | 51 | 3:37.8 | - | 9 |
14 | 13 | サイモントルナーレ | 牡11 | 48 | 3:38.0 | C | 13 |
中止 | 10 | サムソンズプライド | 牡7 | 54 | 0:00.0 | C- | 7 |
総評
追い切りで良く見える馬がおらず、かなり悩んだ。B評価は5頭で、映像なしが3頭。残りはすべてマイナス評価。パドックでのんびり歩けている軽ハンデが居ればよかったのだが、良く見えたのはトップハンデの2頭だった。
パドック
パドックはTwitterで書いたとおり。映像のなかった馬はどちらも追い切りタイムが良く、注目してはいたのだが、人気薄で4着に激走したトウシンモンステラよりトーセンレーヴの方が良く見えた。追い切りC評価で2着したラブラドライトはそこまで強調できる動きではなく、C評価の中ではプロレタリアトの方が良く見えた。
ポイントダイヤモンドS、アルバートが集中して歩けています。フェイムゲームがゆったり好歩様で可動域十分。58キロの2頭が良く見えます。プロレタリアトは舌を出していますがかちっと好歩様。カフジプリンスはまずまず。面白そうなのはトーセンレーヴ。長距離なのでギリギリですが、活気あります。— jphb (@jphb_oikiri) 2017年2月18日
長距離戦にしてはそろったスタートで、キングルアウが先頭へ。ラブラドライトはすっとその後ろにつけ、全くコースロスのない最内を進む。アルバートは中団後方。面白い位置を取ったのは2番手のサムソンズプライド。田辺騎手は、芝の状態の良い外をカーブし、1週目のゴール板あたりまで外を行く。その後、2週目の1コーナーで内へ入れたが、最内にはラブラドライトが居たため1頭分外を回ることになった。3コーナー手前でそのサムソンズプライドが失速。田辺騎手は100メートルくらい促し、その後止めた。心房細動を発生したようで、命に別状はなかったらしい。馬券を買っているファンに対する責任と、馬に対するケアのバランスを取った好騎乗だった。先頭へ目を移すと、上位2頭は変わらず。ファタモルガーナが外を押し上げ、3コーナーで3番手まで上がる。直線。アルバートは馬群の最後方から大外に持ち出す。先頭にはラブラドライトが上がり、逃げ込みを図ったが、最後はアルバートの圧倒的な末脚に屈した。
分析
勝ち時計の3:35.2は長距離戦のため何とも言えない。ただ、アルバートの上がり3F33.4は群を抜いている。2位フェイムゲームの34.1より0.7も速い。パドックで良く見えたとはいえ、58キロを背負った6歳馬と7歳馬が上がり3Fのワンツー。2着のラブラドライトはこのレース好走歴のある軽ハンデ(51キロ)馬とはいえ、8歳だ。今年は4歳世代が強かったが、このレースは実績ある古豪が存在感を見せつけた結果になった。ラブラドライトは2500メートル以上のレースで連を外したのは一昨年のこのレース4着のみ。今回は軽ハンデとはいえ、終いの脚色は3着のカフジプリンスと変わらなかった。間隔を開けて使われており、状態上向きで春天に出てきたら穴で面白いかもしれない。
評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/02/DiamondStakes.html