1枠1番 サトノギャラント 牡7 56.0 柴田善臣【B】
美浦坂路併せ。ラチ沿いを行く相手を坂で1馬身差追走し、馬なりにアタマ差先着した。首を相手の方へ向け、馬体を合わせに行く勝負根性は見られた。一方、脚元のパワフルさはそれほどなく、推進力も若干上に逃げる。1枠2番 クラリティスカイ 牡4 56.0 田辺裕信【B-】
美浦W併せの内。馬場の真ん中で直線は1馬身差追走。馬なりに抜け出して4分の3馬身先着した。ぐっと抜け出す大きなストライドではあるのだが、脚元の動きはスロー。相手が良かったか。2枠3番 クリノタカラチャン 牝6 54.0 村田一誠【B-】
美浦W単走。馬場の真ん中を通って前を行く関係ない併せ馬を一瞬で抜き去った。タイムはまずまずだが、頭の高い走りで首の動きと脚元の動きがチグハグに映る。2枠4番 ピークトラム 牡5 56.0 小牧太【A】
栗東CW併せの内。カーブはのんびりと入り、馬場の外目をある程度深く回って相手と間隔を取って直線へ。直線は内の関係ない馬を目標に、すっと先着してゴールした。はじめの相手ははるか後方。鞍上はステッキを抜かず持ったままで終い伸びており、リラックスした動きができている。好仕上がり。3枠5番 ダンスアミーガ 牝5 54.0 石橋脩【B】
栗東坂路単走。頭の位置は終始安定しており、前半は脚元の回転力が目立った。しかし後半、脚色が鈍ると脚元は非力さを感じられるようになってしまった。推進力はきちんと前へ向いている。3枠6番 ケントオー 牡4 56.0 和田竜二【B】
栗東坂路単走。最後まで持ったまままっすぐに。動きのバランスは良く、首でリズムを刻めてもいる。躍動感と気配はいまいちも、動ける仕上がりではありそう。4枠7番 マジックタイム 牝5 54.0 Cルメール【A】
美浦W併せの外。馬場の外目を通り、直線は1馬身半差先行。軽く動かして半馬身先着した。直線で迫られてはいるものの、この着差は埋まらないと言えるほどの好気配で、全身をパワフルに使えている。4枠8番 アルマディヴァン 牝6 54.0 横山典弘【B+】
美浦坂路併せ。ラチ沿いを行く相手を見ながら坂に入り、しっかりと馬体を合わせてアタマ差のリードを最後まで保った。タイムは出ていないが動きは良く、脚元の力強さを感じられる。毛ヅヤも良い。5枠9番 ラングレー 牡5 56.0 蛯名正義【B】
栗東坂路単走。体のバランスは良い。一方、左前肢だけ体の中央付近に着地し、その他のシンメトリーな動きからずれている。方向指示を右前肢で行い、後脚で伸びるスタイルなのだろう。右前肢の動きは十分にパワフルで、うまく前脚を使えればより力強く走れるはずなのだが。5枠10番 レッドアリオン 牡6 58.0 内田博幸【B-】
栗東坂路併せ。躍動感はあるのだが、前脚の動きに不安。前膝が外側に張り出し、蹄は内側で着地するため、力をうまく地面に伝えられていない。地面とのコンタクトも、チップを掻き込むというより叩きつけるような印象。最後は4分の3馬身遅れ。6枠11番 ロサギガンティア 牡5 57.0 Mデムーロ【B】
美浦坂路3頭併せの後ろ。前に2頭を並べて壁を作り、最後は内からすっと抜いて半馬身先着した。藤沢先生は調教に工夫をこらしてくれる。先行して抜け出すイメージなのだろうか。毛ヅヤは良好で、脚元はパワフルさより素軽さのある動きだ。6枠12番 ダノンリバティ 牡4 56.0 松若風馬【B】
栗東坂路併せ。最後は迫られてクビ差先着。頭の高い走りではあるが、首は使えており、前膝から繋へときれいに連動している。前はパワフル。一方、後脚の力強さには劣る。タイムは良いのだが、推進力は若干上に逃げる。7枠13番 カレンケカリーナ 牝6 54.0 津村明秀【-】
映像なし7枠14番 マジェスティハーツ 牡6 56.0 北村友一【B+】
栗東CW単走。カーブから走りは意欲的。馬場の真ん中を通って直線へ。手前の替え方は少々ぎこちなかったが、そこを除けば動きはスムース。首の角度は良く、全身をやわらかく使えている。タイムも良い。毛ヅヤも美しく、走れる状態にありそうだ。7枠15番 リーサルウェポン 牝5 54.0 大野拓弥【B】
栗東ポリトラック単走。ラチ側を深く入って直線へ。首の短い馬だが、きれいなフォームで駆けられている。鞍上は激しく手を動かし、ある程度それにこたえることができた。8枠16番 マイネルアウラート 牡5 56.0 柴田大知【B】
美浦W単走。馬場の真ん中あたりを軽快に駆け抜けた。頭は高いが脚元の回転力および可動域はあり、首もまずまず使えている。8枠17番 ヤングマンパワー 牡4 56.0 戸崎圭太【B-】
美浦坂路3頭併せの外。ラチ沿いを行き、坂では2馬身差追走し、最後は併入した。問題はずっとラチの方を向き、相手の方を見ない点。動きそのものはラチを頼るような感覚ではないのかもしれないが、ラチ側を向きながら相手に馬体を寄せていく変な内容だ。ステッキを入れても動きはさほど変わらず。毛ヅヤは良いのだが。8枠18番 タガノエトワール 牝5 54.0 酒井学【B+】
栗東CW単走。長めを意欲的に駆けさせ、ラチ沿いを深く入って直線へ。鞍上は動きをセーブしているように見えたが、それでも好タイム。ぐっと気合いを内に秘めながら走る好内容で、四肢の可動域の狭さは内容からそれほど問題視しなくてよさそう。参考ステップレースの結果
中京記念
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/07/CyukyoKinenR.html
エプソムC
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/06/EpsomCupR.html
安田記念
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/06/YasudaKinenR.html