日経新春杯の反省と全着順-2016年1月17日のレース

2016年1月19日火曜日

1着【B:2人気】1番 レーヴミストラル 2:25.9
2着【A:1人気】7番 シュヴァルグラン 2:26.2
3着【映像なし:4人気】10番 サトノノブレス 2:26.2
4着【B+:9人気】8番 ダコール 2:26.3
5着【B-:5人気】9番 ベルーフ 2:26.3
6着【B:3人気】6番 プロモントーリオ 2:26.4
7着【B:11人気】12番 メイショウカンパク 2:26.6
8着【映像なし:6人気】3番 アドマイヤフライト 2:26.7
9着【B-:10人気】11番 メイショウウズシオ 2:26.7
10着【C:12人気】2番 コスモロビン 2:26.7
11着【B+:8人気】4番 シャドウダンサー 2:26.7
12着【B-:7人気】5番 ダービーフィズ 2:26.8

A評価1頭、B+評価2頭。アドマイヤフライトとサトノノブレスという穴人気しそうな2頭の映像がなかったのは残念だが、シュヴァルグランの追い切りはすばらしく、軸は不動と考えて良さそうだった。レーヴミストラルは川田騎手なので頭で買える、サトノノブレスはレーヴミストラルとの力関係で買える。というわけで3連単6点で的中した。シュヴァルグランとサトノノブレスのハナ差は極めて微妙。裏目は買っておらず、ダコール3着の方がついたのだが、そんなことを考える余裕すらなかった。たまには当たる。


パドックは映像で軽く見た程度。レーヴミストラルはそれほど良く見えなかった。頭は高く、カリカリしたところがあった。川田騎手なので買うことは決まっているのだが、それほど自信を持てなかった。アドマイヤフライトは、右後肢と左後肢の動きがシンメトリーではなく、買うのをやめた。シュヴァルグランは好気配。ただ、馬体は胴長の長距離体型とは言えず、適距離は2400までかな、という印象。あとはサトノノブレス。好馬体で、スムースに歩けていた。

レースは、そろったスタートから先行勢が牽制し合う展開。ダービーフィズは押して出て行こうとしたものの、馬は動かず、中団からになった。ダコールが抜け出して先頭へ立つ。ポジションの譲り合いでかなりスローなスタートだ。レーヴミストラルは最後方から。ダコールは先頭を奪うと若干ペースアップ。3馬身ほど離した逃げに出た。サトノノブレスが2番手。少し離れてシャドウダンサーが続く。前半1000メートルは1:02.0で通過。最初の1Fは遅かったが、そこからスムースに流れた。とはいえ、やはりスローだ。向こう正面の半分を過ぎたあたりからメイショウウズシオが上がっていく。坂の上りで先頭に立つと、そのまま後続を引き離し、4コーナーを回ってもリードは4~5馬身。しかしそこから後続が差を詰めにかかる。レーヴミストラルは最後方から大外に持ち出した。川田騎手が軽く肩にステッキを入れて合図をすると、一気に伸びる。残り100メートルで先頭に立つと、だれも追いつけなかった。メイショウウズシオは最後に力尽き、9着。間を割ってきた断然の1番人気、シュヴァルグランがハナ差の2着、しぶとく伸びたサトノノブレスは3着。盛り返したダコールが4着に入った。

勝ち時計の2:25.9は、2010年以降で最も遅いが、2005~2009年と比べると最も速い。長距離戦でタイムうんぬんは難しく、今回は中間のラップがかなり遅いため、この時計は仕方がない。特筆すべきはレーヴミストラルの上がり3F、33.1の好タイムである。2番手がシュヴァルグランとベルーフ、コスモロビンの34.0であることを考えると、あからさまに1頭だけ能力が抜けている。同世代のシュヴァルグランとは斤量差もあり、能力の高さを見せつけたかっこうだ。そして、川田騎手は馬を信じてきれいに差し切った。会心の騎乗だろう。この週末は土曜に3勝、日曜もこれで3勝し、リーディング首位に躍り出た。このまま年末まで突っ走ってほしい。

日経新春杯と言えば、過去にはエルカーサリバー(1993年。当時は2200メートル)やメジロランバダ(1997年)、テイエムプリキュア(2009年)が勝つなど、牝馬が絡んでくる印象がある。昨年も、フーラブライドが2着している。しかし、今年は牡馬のみがエントリー。来年は牝馬も見てみたい。

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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/01/NikkeiShinshunHai.html

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