1着【B:8人気】4番 バウンスシャッセ 1:58.8
2着【A:5人気】15番 リーサルウェポン 1:59.0
3着【D:4人気】7番 アースライズ 1:59.0
4着【D:2人気】11番 マキシマムドパリ 1:59.1
5着【B:12人気】14番 レイヌドネージュ 1:59.1
6着【映像なし:10人気】3番 ヴィルジニア 1:59.2
7着【B:15人気】1番 リメインサイレント 1:59.4
8着【B+:1人気】16番 シュンドルボン 1:59.4
9着【B+:13人気】9番 アルマディヴァン 1:59.4
10着【B:16人気】6番 グレイスフラワー 1:59.5
11着【B-:7人気】5番 クインズミラーグロ 1:59.6
12着【映像なし:18人気】10番 メイショウスザンナ 1:59.9
13着【B+:3人気】2番 ハピネスダンサー 2:00.0
14着【映像なし:14人気】12番 フレイムコード 2:00.1
15着【B-:11人気】18番 オツウ 2:00.4
16着【B:9人気】8番 フェリーチェレガロ 2:00.4
17着【B-:6人気】17番 タガノエトワール 2:00.6
18着【B:17人気】13番 マコトブリジャール 2:00.6
A評価1頭、B+評価3頭。一方、追い切りがキャンターの映像しかなく、D評価(評価不能)した馬が2頭、映像なしが3頭。パドックをきっちり見たいレースではあったのだが、唯一のA評価、5番人気リーサルウェポンには自信があった。走りやすいポリトラックでしかも単走の最終追い。相当動きが良くなければA評価することはない。見事に2着に来てくれた。1着のバウンスシャッセはB評価だがコメントで好気配とは書いているので、参考にはなったはずだ。彼女の馬体重さえ見なければ。
パドック。1着になったバウンスシャッセはプラス22キロ。デビュー以来最高馬体重である。昨年12月の愛知杯で負けたときはプラス18キロだったが、それは減っていた体重が戻っただけで問題はなかった。今回は過去最も重かった524キロより18キロも太い。ふつうに考えると馬も見ずに消す。そして馬券は外れた。そこまで良く見えた馬はいなかったが、リーサルウェポンは毛ヅヤいまいちも、気合いの乗りは良く、軸にできると見た。
レースは、スムースなゲート入りからきれいに並んでスタート。大外からオツウが先頭に立つ。オツウは1コーナーまでに内に潜り込み、経済コースを使った逃げを打てた。フレイムコードが2番手、続いて内からフェリーチェレガロ、外からマコトブリジャール。向こう正面に入ると、フレイムコードが抜きにかかる。食い下がるオツウ。必然的にペースは上がり、前半1000メートルが59.2のハイペースになった。これでは先行勢は生き残れない。4コーナーを回って直線、シュンドルボンが先頭に立ち、それをアースライズが交わす。迫るマキシマムドパリ、その外からリーサルウェポン。さらに外からバウンスシャッセが差し切った。最後にものすごい脚でレイヌドネージュが追い込んできたが、5着まで。
勝ち時計の1:58.8は、優秀。愛知杯の開催時期が変わったため単純に比較できないが、12月の愛知杯で1分58秒台を出したのは過去10年に2例。2006年アドマイヤキッスの1:58.6、2007年ディアデラノビアの1:58.9のみだ。同日9レース、同条件の4歳以上500万下を勝ったミュゼダルタニアンのタイムが2:00.4であると考えれば、速い時計の出る馬場であることはわかる。さらに、ハイペースが幸いしたことも事実だ。とはいえ、これだけのタイムを出せれば十分だろう。勝ったバウンスシャッセはトップハンデだったが、大型馬だけに体重に対する斤量の割合は小さい。まだ5歳。この大幅馬体増は成長分なのだろうか。
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