マーメイドステークスの反省と全着順-2018年6月10日のレース

2018年6月13日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
13アンドリエッテ牝6511:59.1B10
21ワンブレスアウェイ牝5531:59.1B+9
312ミエノサクシード牝5541:59.4B4
410ヴァフラーム牝6501:59.5B-13
54ミリッサ牝4531:59.6A2
65レイホーロマンス牝5521:59.8B1
76キンショーユキヒメ牝5551:59.8B+3
813エマノン牝5501:59.8B-7
92ルネイション牝5501:59.8B8
1015フェイズベロシティ牝5511:59.9B+12
117エテルナミノル牝5552:00.1B+6
1211アルジャンテ牝5522:00.1B11
138スティルウォーター牝5482:00.2-14
149ティーエスクライ牝6482:00.4C15
1514トーセンビクトリー牝6562:00.8B5


総評
A評価1頭、B+評価4頭。勝ったアンドリエッテはB評価だがコメントでフォローできていて、2着はB+評価ワンブレスアウェイ。A評価ミリッサは5着に沈んでしまったが、それほど大きく外していない結果になった。
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パドック
目立ったのはワンブレスアウェイ。気合い乗りが良く、集中して歩けていた。勝ったアンドリエッテは水平首で悪くはないがそこまで目立ってはいない。気になったのはヴァフラームで、踏み込みがしっかりしていた。繋もきれいに返っていて、追い切りいまいちもパドックは次点評価。惜しくも4着だった。3着ミエノサクシードはセカセカした雰囲気で尾も振っており良くは見えなかった。A評価ミリッサは頭が高く割引。ただ、気合い乗りはまずまずではあった。

ポイント
ティーエスクライが先頭に立ったが、1コーナーで加速して外からトーセンビクトリーが大きく逃げる。ミリッサは最内先行の絶好ポジション。ミリッサを見る位置で外にミエノサクシード、ミリッサの直後にワンブレスアウェイ。アンドリエッテはワンブレスアウェイの後ろにつけた。最内を進んだのはトーセンビクトリー、ミリッサ、ワンブレスアウェイ、アンドリエッテの4頭で、これら4頭は外を行く各馬と半頭分ほどの間隔があってプレッシャーのかからない展開。3~4コーナーで馬群は1団に。外の各馬はポジション取りに動き、内の4頭は前後の間隔を詰めてじっとしている。直線。見ごたえのある攻防だった。ミリッサをめぐる展開で、ワンブレスアウェイは一旦アンドリエッテよりポジションを下げた。ミリッサとトーセンビクトリーの間をアンドリエッテが突き、ワンブレスアウェイは脚色衰えたティーエスクライの外に持ち出した。内ではアンドリエッテがミリッサを交わすと、エマノンが内によれてきた。ここでミリッサの進路がなくなったように見えたのだが、鞍上は追えておりこの時点で勝負はあった。内から抜けたアンドリエッテ、すっと前をさばいたワンブレスアウェイの叩き合いは、まっすぐに走れたアンドリエッテが制した。


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分析
勝ち時計の1:59.1は、優秀。アンドリエッテは準オープンの身とはいえ、かつて牝馬クラシックのすべてに参戦し、賞金を獲得した馬。斤量51キロは恵まれた印象だった。この時計で走れれば十分だが、今回はロスのない競馬をしておりもまれてどうなるかはわからない。2着ワンブレスアウェイは津村騎手の好騎乗。4コーナーで下げたぶんだけ負けたと言うことはたやすいが、下げて脚をため、進むべき進路を見極めてロスなく前をさばいたと好意的にとらえたい。ミリッサはエンジンのかかりが遅い印象。アンドリエッテが来る前に、大きく前が開いたチャンスで動けなかった。脚は最後まで使えている。怖がりな可能性もあり、大外を回した方がいいのかもしれない。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2018/06/MermaidStakes.html

             

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