着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | キンショーユキヒメ | 牝5 | 54 | 1:46.8 | B | 7 |
2 | 4 | カワキタエンカ | 牝4 | 54 | 1:46.8 | B- | 1 |
3 | 12 | デンコウアンジュ | 牝5 | 54 | 1:46.9 | B+ | 4 |
4 | 5 | トーセンビクトリー | 牝6 | 54 | 1:47.3 | C | 2 |
5 | 3 | レイホーロマンス | 牝5 | 54 | 1:47.4 | B | 3 |
6 | 11 | ワンブレスアウェイ | 牝5 | 54 | 1:47.5 | B+ | 6 |
7 | 10 | ロッカフラベイビー | 牝6 | 54 | 1:47.6 | B | 10 |
8 | 9 | ブラックオニキス | 牝4 | 54 | 1:47.8 | B | 8 |
9 | 6 | ゲッカコウ | 牝5 | 54 | 1:47.9 | A | 5 |
10 | 2 | ベアインマインド | 牝5 | 54 | 1:49.0 | B+ | 9 |
11 | 8 | ノットフォーマル | 牝6 | 54 | 1:49.3 | A | 12 |
12 | 1 | サルサディオーネ | 牝4 | 54 | 1:52.9 | B | 11 |
総評
A評価2頭、B+評価3頭。3着以内に来たのはデンコウアンジュだけで、A評価2頭はそろって下位。ゲッカコウはパドックでも良く見えたのだが残念な結果になってしまった。
パドック
注目していたのはサルサディオーネで、開幕馬場で最内枠。カワキタエンカの前に行けるような展開になれば面白いと考えていた。しかし立ち繋で芝の走りに疑問符がついたため、Twitterの文字数制限の中で取り上げられなかった。結果は最下位。勝ったキンショーユキヒメは可もなく不可もない印象だった。
ポイント福島牝馬S、レイホーロマンスが気合い乗り良し。ゲッカコウが集中。尾の雰囲気も良いです。ワンブレスアウェイは少し物見していますが活気あり。デンコウアンジュはゆったりとした着地。ベアインマインドは歩幅狭いのですがバランスは良いです。1番人気カワキタエンカはスムースですが少しゆるいです— jphb (@jphb_oikiri) 2018年4月21日
秋山騎手のJRA全10場重賞制覇。2017年9月に新潟記念のタツゴウゲキでリーチをかけてから1年以内の達成だ。タツゴウゲキは6番人気、今回のキンショーユキヒメは7番人気で、最後の2つを穴馬で決めたことになる。これで現在、リーチのかかっているのは蛯名騎手(小倉)、岩田騎手(福島)、福永騎手(福島)、川田騎手(函館)の4人となった。レースはカワキタエンカが好スタートから逃げる展開。サルサディオーネは最内で追走できず、外へ切り替えたが向こう正面で早くも一杯に。直線でカワキタエンカが後続を引きつけて二の脚を繰り出し、粘りそうになったところを、後方追走から3~4コーナーで外へ持ち出したキンショウユキヒメがまとめて差し切った。
分析
勝ち時計の1:46.8は、前年ウキヨノカゼと並ぶまずまずの時計だ。逃げたカワキタエンカのラップは前半1000メートル59.0。差し馬有利な展開で、前目につけた馬には厳しい展開。その中で2着に粘ったカワキタエンカは能力を示したと見ることができ、今後この馬の出てくるレースでは、ラップとタイムのものさしとして使いやすそうだ。勝ったキンショーユキヒメは、上がり3F35.4と最速。ただ少しエンジンのかかりは遅いようで、2位の35.7で上がってきたデンコウアンジュが4コーナーで先頭を伺う位置まで押し上げていたのに対し、こちらは位置を取っただけ。3~4コーナーは大外を回して大きなコースロス。4コーナーではトモを滑らせるシーンもあった。それでも直線で一気に前を飲み込んだわけで、次走以降も軽視できないだろう。ただ、馬込みに入れるとダメなタイプである可能性もあり、そこに注意は必要になりそうだ。
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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2018/04/FukushimaHimbaStakes.html