NHKマイルカップの反省と全着順-2017年5月7日のレース

2017年5月11日木曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
116アエロリット牝3551:32.3B-2
214リエノテソーロ牝3551:32.5B+13
36ボンセルヴィーソ牡3571:32.9B6
415レッドアンシェル牡3571:32.9A7
511オールザゴー牡3571:33.0B-16
68タイムトリップ牡3571:33.0B10
712ミスエルテ牝3551:33.1B5
813トラスト牡3571:33.3B17
91モンドキャンノ牡3571:33.3B3
1010ディバインコード牡3571:33.4B11
115プラチナヴォイス牡3571:33.4B+8
127ジョーストリクトリ牡3571:33.6B9
133アウトライアーズ牡3571:33.6B+4
142キョウヘイ牡3571:33.7B14
159タイセイスターリー牡3571:34.0B15
1617ナイトバナレット牡3571:34.0B18
174カラクレナイ牝3551:34.2B+1
1818ガンサリュート牡3571:34.3B+12


総評
A評価1頭、B+評価5頭。さらに1週前にモンドキャンノをA評価、ボンセルヴィーソをB+評価しており、2週合計でプラス評価は8頭。2着にB+評価、3着に1週前B+評価が入り、A評価レッドアンシェルも4着にがんばったのだが、1着アエロリットはB-評価。申し訳ない結果になってしまった。



パドック
順番を無視して最後尾を落ち着いて歩いている馬は買いなのだが、最後尾を歩いているにもかかわらずうるさい馬は割引いて考えている。レッドアンシェルに注目していたのだが、パドックを見ると軸にするのは難しい印象だった。皐月賞のファンディーナを思い出してしまい、A評価でも押さえまで。それは正解だったのだが、アエロリットがそこまで良く見えなかった。
ポイント
アエロリットが見事なスタート。何度見直してもゲートは同時に開いているのだが、アエロリットのところだけ早く開いたかのようなスタートだった。ナイトバナレットはいつもどおり出遅れ。この馬はゲートが開くと反応するのだが、行き脚がつかないようだ。逃げたのはボンセルヴィーソ。向こう正面は馬場の良いところをまっすぐに走らせ、カーブを視界にきれいに切れ込み、経済コースへ。馬群はある程度詰まっており、アエロリットが馬場の良い外を通って先行。その後ろのガンサリュートと共に、距離のロスより馬場の良さを選んだ騎乗だ。直線、ボンセルヴィーソが最内で粘る。馬場の真ん中をアエロリットが並んでくる。坂に入って、2頭が馬体を離して先頭を行き、リエノテソーロが迫る。坂を上ってアエロリットが突き放し、1着。リエノテソーロは追うが、差は縮まらず2着。3着には内で粘ったボンセルヴィーソ。最後迫ったレッドアンシェルを抑えた。



分析
勝ち時計の1:32.3は、優秀。2010年ダノンシャンティが1:31.4というとんでもない時計を出しているが、32秒台であれば十分。昨年のメジャーエンブレムの時計を0.5上回っている。前半3F34.5、1000メートル57.9と流れたレースで、外を通って先行したアエロリットは上がり3F3位タイの34.3。最速は差してきたリエノテソーロの34.0で、レース内容を含めて能力の高さを示したと言えるだろう。そのリエノテソーロは、ダートで良績はあるものの、芝でも3戦2勝。負けたのはアネモネSの4着だけで、それも3カ月の休み明けだった。今回のレースは内容も良く、今後の路線をどうするのか楽しみだ。ボンセルヴィーソは堅実に走ってくる。骨格の美しい馬で見栄えする。どこかで勝ってほしい馬だ。

最後に馬体重について。牝馬で減り続けたミスエルテは、終い伸び脚は見せてくれた。少し休んで馬体を回復させ、成長したところを見せてほしい。レッドアンシェルは-14キロ。間隔を置いたとはいえもみじS時程度に減っており、パドックでもうるさかった。追い切りの動きは良く、レースでも能力は示してくれた。万全の状態であれば、勝っていてもおかしくなかったと考えている。一方、勝ったアエロリットは今回-2キロ。3戦連続で馬体を減らしており、ほぼデビュー時の体重に戻ったが、それでも勝ったのだから能力はかなり高いと見てよさそうだ。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/05/NHKMileCup.html

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