阪神ジュベナイルフィリーズの反省と全着順-2016年12月11日のレース

2016年12月14日水曜日

1着【A:1人気】2番 ソウルスターリング 1:34.0
2着【A:2人気】18番 リスグラシュー 1:34.2
3着【B:3人気】4番 レーヌミノル 1:34.5
4着【B+:5人気】1番 ディーパワンサ 1:34.8
5着【B+:6人気】17番 ヴゼットジョリー 1:34.9
6着【B-:14人気】13番 ゴールドケープ 1:35.0
7着【B:7人気】8番 サトノアリシア 1:35.1
8着【B:8人気】12番 アリンナ 1:35.1
9着【B:18人気】15番 フェルトベルク 1:35.4
10着【B+:17人気】14番 スズカゼ 1:35.5
11着【B:4人気】11番 ジューヌエコール 1:35.6
12着【B-:13人気】7番 ブラックオニキス 1:35.7
13着【B:10人気】6番 ショーウェイ 1:35.9
14着【B:9人気】16番 シグルーン 1:36.0
15着【B:12人気】10番 クインズサリナ 1:37.1
16着【B-:11人気】9番 ジャストザマリン 1:37.3
17着【B-:15人気】5番 ポンポン 1:37.3
18着【B+:16人気】3番 エムオービーナス 1:38.5

A評価2頭、B+評価4頭。ただ、1週前追いでレーヌミノルとヴゼットジョリーをA評価していたため、実質4頭がA評価。すべてが掲示板に載り、4着ディーパワンサはB+評価。人気サイドの決着とはいえ、ほぼ完璧な結果になった。





パドック。追い切り高評価組はエムオービーナスを除いて問題なし。中でもA評価の2頭は良い。ソウルスターリングは大きな蹄で着地時間の長い好歩様。リスグラシューは外を堂々と歩けており、前走時より成長が感じられた。ただ、これらを差し置いて最も良く見えたのはジューヌエコールで、外をやわらかに周回できていた。面白そうだったのはシグルーン。少し物見はしていたが、後脚の可動域が広く、踏み込みも力強い。

レース。エムオービーナスが出遅れ。リスグラシューも少し遅れた。先頭は真ん中からアリンナ。後続を3馬身離してカーブに入る。2番手にはショーウェイ。その後ろの最内経済コースでソウルスターリングはじっとしている。後方からになったリスグラシューは、カーブで徐々にポジションを上げてくる。前半1000メートルは58.8。直線。アリンナのリードは1馬身半。内からソウルスターリングが持ったままそれを交わす。大外に持ち出したリスグラシューが伸びるが、ソウルスターリングは余裕の手ごたえ。形式的に尻ステッキを一発入れると、悠然と先頭でゴールした。3着にはレーヌミノルが入った。





勝ち時計の1:34.0は、優秀。ソウルスターリングは一杯まで追っておらず、さらにタイムは短縮できそうだ。現時点で、能力は数段抜けている。2着のリスグラシューは実際の馬体重より体を大きく見せてくれる馬。今回はスタートで少し遅れ、そのまま後方から進めたが、カーブでのコースロスはそれほど大きくなく、外からしっかりと伸びてきた。今回馬体重は+6キロ。現時点で能力差はある印象だが、春にはさらに成長してくれるかもしれない。

そのほか、勝負根性を見せた馬が2頭。レーヌミノルは5番手くらいでレースを進め、直線を向いたときにジューヌエコールと接触。弾き飛ばして伸びてきた(目の前のゴールドケープを抜くために最短コースを進んだ結果だが斜行扱いになり、蛯名騎手は戒告)。もう1頭、面白い処分を受けたのが和田騎手。「決勝線手前で十分な間隔がないのに先行馬を追い抜いたことについて過怠金3万円」。ヴゼットジョリーは5着に入った。5着と6着では雲泥の差。抜かれた馬の馬主はつらいだろうが、脚色は明らかに上だった。パトロールビデオは必見だ。この馬の勝負根性も今後注意したい。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/12/HanshinJuvenileFillies.html

このブログを検索

Twitterはこちらへ

プッシュ通知を受け取る

QooQ