KBS京都賞ファンタジーステークスの反省と全着順-2016年11月5日のレース

2016年11月9日水曜日

1着【A:1人気】1番 ミスエルテ 1:21.8
2着【映像なし:12人気】7番 ショーウェイ 1:22.0
3着【B:3人気】10番 ディアドラ 1:22.0
4着【B-:7人気】12番 クインズサリナ 1:22.0
5着【B:11人気】9番 ゴールドケープ 1:22.1
6着【B-:5人気】2番 ドロウアカード 1:22.3
7着【B:10人気】3番 アオアラシ 1:22.5
8着【B:4人気】8番 ブラックオニキス 1:22.5
9着【B:2人気】11番 ヤマカツグレース 1:22.6
10着【A:9人気】6番 メイショウカリン 1:22.7
11着【映像なし:8人気】5番 クールファンタジー 1:22.9
12着【B:6人気】4番 モンロー 1:23.4

A評価2頭、B+評価なし。映像なしが2頭いて、そのうちの1頭ショーウェイが2着に来てしまった。A評価で抜けた1番人気のミスエルテは能力の違いを見せつける完勝。もう1頭のA評価メイショウカリンは見せ場なく10着に敗れた。





パドック。モンローが良く見えたのだが結果は最下位。このレースのパドックでは4頭を取り上げたのだが、1頭も掲示板に載らなかった。
レース。ミスエルテが出遅れ。ショーウェイ、モンロー、ドロウアカードの先行争いから、押してショーウェイが先頭へ。ミスエルテはすぐに馬群に取り付き、後方3番手で前後左右に馬のいない絶好のポジションにつけた。前半3Fは35.5。直線。ショーウェイがラチ沿いを逃げる。外からミスエルテが軽い合図だけで伸び、ディアドラとクインズサリナを引き連れて上がってくる。ミスエルテの脚色が違う。ゴール前は流しての完勝だった。





勝ち時計の1:21.8は、それほどでもない。過去10年、このレースの勝ち馬で将来重賞を勝ったのは2006年アストンマーチャン、2011年アイムユアーズ、2013年ベルカントの3頭。3頭はすべて21秒台前半のタイムを出している。とはいえ、ミスエルテは流しての完勝。現時点において、このメンバーが相手なら、どんな枠順でどのような展開になっても勝つだろう。

ミスエルテの出遅れについて。川田騎手はレース後、「横を向いた瞬間にゲートが開いた」とコメントしたが、わざとではないかと疑う声も多い。パトロールを見たところ、この出遅れは意図的なものではなさそうだ。ミスエルテはゲートが開いて1完歩目、大きく右によれている。おそらく、ふわっと出して他馬と接触しない位置につけようと考えていたところ、変なタイミングでゲートが開いたので出遅れたのだろう。ふつうにゲートを出ていても、後方の位置取りになっていたはずで、騎手が焦らなかったことと、すっと馬群に追いついた馬の能力が疑いを生んだだけと考えられる。2完歩目からはきれいに走れており、次走以降ゲートはきちんと出られそうだ。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/11/FantasyStakes.html

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