【水曜追い】日刊スポーツ賞シンザン記念(GIII)追い切り評価-2016年1月10日京都芝1600別定

2016年1月7日木曜日

アストラエンブレム 56.0 【B】

坂路3頭併せの中。外の馬に馬体を合わせに行き、激しい攻防を繰り広げたが、内からするすると3馬身先着されたので実質併せ。外にはハナ差先着した。汗が浮いているのはマイナスだが、勝負根性は見せた。内の馬に大きく遅れた印象は良くない。

キングライオン 56.0 【B】

坂路併せ。1馬身先行して坂へ入り、若干ふらふらしながらではあるがまっすぐに駆け、並ばれ抜かれそうなところでもうひと伸び。ハナ差先着した。頭の位置は安定せず、クビの使い方はぎこちないが、脚元はきれい。

ジュエラー 54.0 【B】

ポリトラック併せ。何度も振り返ってくれた相手と狭いラチの間に入れ、並んでからステッキを入れて追う相手に馬なりでアタマ差先着した。前半の動きはもっさりしていたが、最後の伸びは良い。

ショウナンアヴィド 56.0 【B+】

坂路併せ。相手はロジクライ。それほど追われたわけではないのだが、最後までゆるまず駆けて最後にステッキを一発。1馬身半先着し、猛烈なタイムを記録した。頭は低く保てている一方、脚元はまだしっかりしていない印象だが、相手に馬体を合わせに行って威嚇してから伸びた内容は評価できる。

ダンツエンペラー 56.0 【B-】

坂路単走。肩ステッキ、尻ステッキと適切なタイミングで入れてしっかり追い、きちんと負荷をかけた。鞍上は上手い。ただ、まだ若い印象で、頭の位置が安定せず、そのせいで前脚の着地ポイントがずれ、左右にぶれる。右前肢はまっすぐだが、左前肢が内側で着地する傾向にあるようだ。



ノーブルマーズ 56.0 【B-】

CW併せ。馬場の外側をある程度深く入って、前を行かせてカーブをショートカットした相手を追走。じっと馬なりに伸びて3馬身先着した。とはいえ、この馬の動きはかなり重く、スピード感も鋭さもない。相手が動かなかっただけと見てよさそうだ。

ヒルノマゼラン 56.0 【B】

CW併せ。とはいえ相手が来るのを待っていたが追いつかれなかったので実質単走。相手が来れないとみるや最後だけ合図。そこからすぐに加速した瞬発力はすばらしかったが、ゴール前にゆるめた。調教はちぐはぐな内容でプラス評価はできないが、この馬は相当に強い可能性がある。

ピースマインド 56.0 【A】

坂路単走。脚元の回転力、力強さは十分。最後アップアップしかけたが、そこから藤岡康騎手が気合いをつけ、最後までゆるめず走りきった。頭の位置が若干ぶれるが、この時期の3歳馬なので度外視し、A評価をつける。

メイショウシャチ 56.0 【B】

坂路単走。首を全く使わない走法で頭も高いため見栄えしないが、脚元の安定感はあり、前膝から繋にかけてのやわらかい連動は良い。



ラルク 54.0 【B-】

坂路併せ。前半から動きがピリッとせず、鞍上が尻ステッキを一発。多少は改善され、相手に迫って同入するところまでいった。相手に馬体を合わせに行く勝負根性は見られたが、脚元はまだしっかりしていない印象。

レインボーライン 56.0 【B】

坂路単走。首をあまり使わず頭が高い。四肢の可動域は狭い。一方、前脚と後脚はきれいに同一ライン上を連動し、一切流れない。馬体が薄く、前脚、後脚共に間隔が狭く、着地ポイントは内側なのでその間隔はより狭くなる。変則連闘(中1週)なのでタイムは悪いが疑問視しない。

レオナルド 56.0 【B+】

CW併せ。直線1馬身後ろで内から追走。相手が待ってくれたことは確かだが、軽い合図ですっと伸び、きっちりアタマ差先着した。

ロジクライ 56.0 【B】

坂路併せ。相手はショウナンアヴィド。タイムは優秀なのでマイナス評価はしないが、最後まで伸びた相手とは対照的にこちらは最後に尻ステッキを入れても加速できず、1馬身半遅れた。寄られてひるんだのもマイナス。

※本記事は、水曜追い版です。木曜追いの馬は含まれておりません。枠順確定後に最新記事を配信しますので、トップページのブックマークをお願いします。
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