1枠1番 ビッグアーサー 牡4 57.0 藤岡康太【B】
坂路単走。この馬の追い切りはいつも良く見えない。今回は暴れ馬。前半は頭を左右に向け、首を使わず、走る気がまるでない。ただ、後半はステッキも入ってある程度まともに走った。前脚は方向指示程度にしか使わず、力強い後脚で前への推進力を生んでいる。
1枠2番 ダイワマッジョーレ 牡6 57.0 アッゼニ【B】
坂路併せ。この馬の坂路はいつ見ても美しい。今回も極めてバランスの良い走りでクビ差先着した。ただ、いつもより馬体が小さく映る。相手が大きいだけなのかもしれないが、そこは気がかり。
2枠3番 アフォード 牡7 57.0 和田竜二【B】
坂路単走。前脚と後脚が同一ライン上にあるきれいな動き。素軽さはあるが、脚元の力強さがもの足りない。
2枠4番 テイエムタイホー 牡6 57.0 松田大作【B+】
CW3頭併せの外。ラチ沿いを深く入って内の2頭を追いかけ、馬なりに抜け出すとそこで肩ステッキ。悠々と先着した。ゴール前でゆるめたのはマイナスも、動きは上々。
3枠5番 ウリウリ 牝5 55.0 岩田康誠【B】
CW併せ。カーブで先行させた馬を直線で2馬身後ろから追いかけると、一瞬で交わし、そのまま一人旅。ただ、ゴール前にゆるめ、ゴールしてから少し追うというちぐはぐな内容ではあった。状態は悪くなさそうだが。
3枠6番 サンライズメジャー 牡6 57.0 池添謙一【C】
坂路単走。頭が終始右を向いている。これは鞍上が右の手綱を引いているためで、わざとそうさせているのかもしれないが意図がよくわからない。タイムは最悪。推進力も前でなく上に向いてる。
4枠7番 アクティブミノル 牡3 56.0 武豊【B-】
CW単走。馬なりで、ほんの少しだけ手を動かした程度で内容はかなり軽い。そのため四肢の可動域は狭い。気配はいまいちで、頭も右を向いている。
4枠8番 ダノンシャーク 牡7 57.0 ルメール【A】
坂路併せ。ダイナミックでパワフルな動きだ。リズムも一定で、きれいに伸びてアタマ差先着した。前脚の掻き込みも良い。
5枠9番 メイショウライナー 牡5 57.0 幸英明【B+】
坂路単走。終始舌を出しているものの、脚元に力強さがあり、しっかりと地面を蹴れている。推進力も前へ向き、躍動感のある動きだ。
5枠10番 メイショウツガル 牡7 57.0 古川吉洋【B】
坂路単走。ラチ沿いを好フォームで駆けた。若干左右にぶれる一完歩はあるが、そこまで気にしなくていいレベル。首を使ってきれいにリズムを刻めている。最後に動きが鈍ったことは気がかりではあるが、マイナス評価はしない。
6枠11番 タガノブルグ 牡4 57.0 川田将雅【B-】
坂路単走。好タイムをマークしたが、後脚は流れる。体も若干ではあるが進行方向より右を向いている。前脚の動きは悪くないが。
6枠12番 アルマワイオリ 牡3 56.0 勝浦正樹【C】
CW単走。馬場の真ん中外目をゆったりと入って直線へ。加速するかと見ていたのだが、脚元の動きはスローなままで、最後は尻ステッキを入れても動かず。脚が上がってしまった。
7枠13番 ロサギガンティア 牡4 57.0 デムーロ【A】
坂路3頭併せの内。馬なりに抜け出して1馬身程度先着した。関節のやわらかさが感じられ、馬体の張りも良好。首の使い方も上手だ。
7枠14番 クラレント 牡6 57.0 内田博幸【B】
坂路併せ。相手はワンアンドオンリー(有馬記念)。動きは相手の方が良く映るが、この馬もなかなかの勝負根性を見せてハナ差遅れにまとめた。力強く駆けられている。途中、だれかの落鉄した蹄鉄を左後肢で蹴ったかもしれない。どこかを痛めていなければいいが。
8枠15番 ダンスディレクター 牡5 57.0 浜中俊【B】
坂路併せ。飛節のクッション性に乏しく、後脚でしっかり地面をつかめていない。ただ、最後の伸びはすばらしく、一瞬で抜け出すと2馬身差をつけたのでマイナス評価はしない。
8枠16番 マイネルアウラート 牡4 57.0 ボウマン【B+】
W単走。素軽い走りで馬場の真ん中あたりをきれいに駆け抜けた。四肢の可動域は及第点以上のレベルにあり、回転力もある。首も上手に使えている。
8枠17番 スマートオリオン 牡5 57.0 武幸四郎【B】
W併せ。直線に入って手前の替え方がぎこちなかったが、追われてからはしっかり伸び、クビ差先着した。頭が高いことは減点も、脚元は力強く、しっかりと地面をつかめている。