2着【B:4人気】4番 ディサイファ 1:45.8
3着【B:7人気】6番 イスラボニータ 1:45.8
4着【B+:10人気】9番 ダノンシャーク 1:45.9
5着【映像なし:11人気】8番 トーセンスターダム 1:46.0
6着【C:2人気】7番 アンビシャス 1:46.1
7着【B+:6人気】11番 ステファノス 1:46.1
8着【B:9人気】3番 クラレント 1:46.3
9着【B+:3人気】5番 ヴァンセンヌ 1:46.3
10着【A:5人気】12番 スピルバーグ 1:46.4
11着【C:8人気】1番 グランデッツァ 1:46.4
12着【B-:12人気】10番 リアルインパクト 1:46.6
13着【B-:13人気】2番 マーティンボロ 1:46.7
ただ1頭A評価をつけたスピルバーグは全く届かず、B+評価の3頭も軒並み沈んだ。10番人気ダノンシャークは58キロを背負って4着に来たが、馬券にならなければ意味はない。スピルバーグの上がり33.3は、58キロを背負って優秀ではあるものの、後ろからはとても届かなかった。
パドックで最も良く見えたのは、グランデッツァだった。東京競馬場パドックのグリーンベルトを外れず、花壇に脚を踏み入れることもない。動きがすばらしく、追い切りC評価でも買いたくなった。続いてヴァンセンヌ。踏み込み良く、めりはりのある動き。しかし、レースでは謎の先行策で失速した。この両馬は乗り変わりのテン乗り。グランデッツァは川田騎手がモーリスを予定していたから仕方がないとして、それに福永騎手が騎乗。福永騎手はヴァンセンヌで好結果を出していて、東京新聞杯にわざわざ乗りに来るほどだったのだが、横山典騎手に変わった。今回、先行策を試したかったのかもしれない。結果は残念なことになったが、いろいろと事情があるのだろう。
レースは、エイシンヒカリが後ろからつつかれることなく程良いペースで逃げた。直後につけたグランデッツァとヴァンセンヌ、押し上げてきたリアルインパクトは脚を使わされて失速。その後ろの好位でじっくりがまんしていたディサイファとイスラボニータが2,3着に来て、後方の馬は軒並み届かなかった。最近好調なのにパドックでいつも良く見えないディサイファは、本当に強くなったのかもしれない。
1分45秒6の勝ち時計は、稍重と良の中間くらいの馬場状態と考えれば悪くない。かつてのように豪快に勝たなかったエイシンヒカリは、武豊騎手を含めて評価できるのではないか。本番の天皇賞、府中の2000メートルは、直線大きく外側に逃避したアイルランドトロフィーで1分58秒3の実績があり、まっすぐ走れば57秒台を出せるはず。これから状態を上げていけば、本番でも十分勝ち負けできる計算になる。
勝ったエイシンヒカリ。見栄えのする馬体だ。
パドックで最も良く見えたのはグランデッツァ。毛ヅヤも馬体の張りもすばらしく、しっかりと歩けていた。
ヴァンセンヌも良かった。キビキビした動きは好印象。
イスラボニータ。パドックではそれほど目立たなかったが、きちんと3着に来て高い能力を示した。
おまけ。川田騎手とマーティンボロ。
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