着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | キタサンブラック | 牡5 | 57 | 1:58.9 | B- | 1 |
2 | 4 | ステファノス | 牡6 | 57 | 1:59.0 | B+ | 7 |
3 | 13 | ヤマカツエース | 牡5 | 57 | 1:59.1 | B | 4 |
4 | 14 | マカヒキ | 牡4 | 57 | 1:59.3 | A | 2 |
5 | 12 | アンビシャス | 牡5 | 57 | 1:59.3 | B- | 5 |
6 | 7 | サトノクラウン | 牡5 | 57 | 1:59.3 | B+ | 3 |
7 | 1 | ミッキーロケット | 牡4 | 57 | 1:59.4 | B- | 6 |
8 | 10 | モンドインテロ | 牡5 | 57 | 1:59.8 | B | 11 |
9 | 2 | アングライフェン | 牡5 | 57 | 2:00.0 | B- | 14 |
10 | 9 | ディサイファ | 牡8 | 57 | 2:00.1 | B | 13 |
11 | 3 | スズカデヴィアス | 牡6 | 57 | 2:00.3 | C | 12 |
12 | 11 | マルターズアポジー | 牡5 | 57 | 2:00.4 | B | 8 |
13 | 6 | サクラアンプルール | 牡6 | 57 | 2:00.9 | B+ | 9 |
14 | 8 | ロードヴァンドール | 牡4 | 57 | 2:01.4 | B+ | 10 |
総評
A評価1頭、B+評価4頭。1週前追いが各馬良く見えず、サトノクラウンが2週連続B+評価。マカヒキは1週前B-からAへの上昇だった。しかし4着まで。キタサンブラックが能力の高さを見せつけたレースになった。
パドック
芝の中距離から長距離のレースでは良く見える馬が多いのだが、このパドックは入れ込んでいる馬が多く、難しかった。最も良く見えたのはマカヒキだった。入れ込みはなし。堂々と周回できていた。でも負けた。キタサンブラックは、ぱっと見は良かったのだがどうも活気に乏しく小さく見えてくる。ミッキーロケットとサトノクラウンが難しかった。どちらも入れ込んでいた。そのほか良く見えたのはディサイファだったが、さすがに近走成績から、このメンバーでは厳しかったか。
ポイント大阪杯、マカヒキが堂々と周回。抜けて良く見えます。ミッキーロケットは少しうるさいですが歩様安定。キタサンブラックは悪くないのですが体が小さく見えるのが気がかりです。ディサイファが踏み込みしっかりしておりかなり状態良さそう。ヤマカツエースは前走時よりパンとしてきています。— jphb (@jphb_oikiri) 2017年4月2日
驚くほどきりにそろったスタートからマルターズアポジーと武士沢騎手が果敢に先頭へ。ロードヴァンドールが2番手。キタサンブラックは3番手と大方の予想どおりの展開になった。その後ろで内からステファノス、外からサトノクラウンが、キタサンブラックをぴったりマーク。マカヒキは後方3番手で大外を回し、アンビシャスはマカヒキを見る位置。3コーナーでマルターズアポジーのリードはまだ5馬身程度。ロードヴァンドールからキタサンブラックまで2馬身の距離がある。マルターズアポジーは引き離して4コーナーへ。直線。キタサンブラックがロードヴァンドールを交わす。それを追ってステファノス。サトノクラウンはカーブで位置を下げており、1馬身後ろから。マルターズアポジーは坂で止まった。残り200メートルを待たずにキタサンブラックが先頭に立ち、それをステファノスが追うものの差は縮まらない。外からヤマカツエースが脚を伸ばして3着。マカヒキはよく追い込んできたが4頭目集団までだった。
分析
勝ち時計の1:58.9はまずまず。GI昇格初戦だったが、昨年のアンビシャスは1:59.3で勝っており、同タイムで2着だったキタサンブラックは0.4時計を詰めたことになる。アンビシャスは昨年と同タイム。前年は別定戦であり、斤量はキタサンブラックが1キロ減、アンビシャスが1キロ増になった。両馬は同い年である。どちらも成長したのだろう。斤量1キロで1馬身(0.2秒)とは良く言ったもので、このレースではそれがぴたりと当てはまったことになる。レースは前半1000メートル59.6と流れ、前も後ろも力を出し切れる展開とはいえ、マルターズアポジーのおかげであり、キタサンブラックは1分1秒程度で楽に駆けられた。余裕の勝利であり、サトノダイヤモンドとの再戦が楽しみになってくる。前半少し掛かり気味になったがそれでもキタサンブラックをマークし続けたステファノスは、能力を出し切った印象。ヤマカツエースはもう少し前でレースを進められていたら2着はあったかもしれない。マカヒキも中団につけられていれば。調教動かず不安視していたアンビシャスが上がり最速の33.6をマークして最後方から5着まで追い上げてきた。休養を挟んで安田記念の予定とのこと。次走は面白そうだ。
評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/03/OsakaHai.html