大阪杯の反省と全着順-2017年4月2日のレース

2017年4月5日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
15キタサンブラック牡5571:58.9B-1
24ステファノス牡6571:59.0B+7
313ヤマカツエース牡5571:59.1B4
414マカヒキ牡4571:59.3A2
512アンビシャス牡5571:59.3B-5
67サトノクラウン牡5571:59.3B+3
71ミッキーロケット牡4571:59.4B-6
810モンドインテロ牡5571:59.8B11
92アングライフェン牡5572:00.0B-14
109ディサイファ牡8572:00.1B13
113スズカデヴィアス牡6572:00.3C12
1211マルターズアポジー牡5572:00.4B8
136サクラアンプルール牡6572:00.9B+9
148ロードヴァンドール牡4572:01.4B+10


総評
A評価1頭、B+評価4頭。1週前追いが各馬良く見えず、サトノクラウンが2週連続B+評価。マカヒキは1週前B-からAへの上昇だった。しかし4着まで。キタサンブラックが能力の高さを見せつけたレースになった。



パドック
芝の中距離から長距離のレースでは良く見える馬が多いのだが、このパドックは入れ込んでいる馬が多く、難しかった。最も良く見えたのはマカヒキだった。入れ込みはなし。堂々と周回できていた。でも負けた。キタサンブラックは、ぱっと見は良かったのだがどうも活気に乏しく小さく見えてくる。ミッキーロケットとサトノクラウンが難しかった。どちらも入れ込んでいた。そのほか良く見えたのはディサイファだったが、さすがに近走成績から、このメンバーでは厳しかったか。
ポイント
驚くほどきりにそろったスタートからマルターズアポジーと武士沢騎手が果敢に先頭へ。ロードヴァンドールが2番手。キタサンブラックは3番手と大方の予想どおりの展開になった。その後ろで内からステファノス、外からサトノクラウンが、キタサンブラックをぴったりマーク。マカヒキは後方3番手で大外を回し、アンビシャスはマカヒキを見る位置。3コーナーでマルターズアポジーのリードはまだ5馬身程度。ロードヴァンドールからキタサンブラックまで2馬身の距離がある。マルターズアポジーは引き離して4コーナーへ。直線。キタサンブラックがロードヴァンドールを交わす。それを追ってステファノス。サトノクラウンはカーブで位置を下げており、1馬身後ろから。マルターズアポジーは坂で止まった。残り200メートルを待たずにキタサンブラックが先頭に立ち、それをステファノスが追うものの差は縮まらない。外からヤマカツエースが脚を伸ばして3着。マカヒキはよく追い込んできたが4頭目集団までだった。



分析
勝ち時計の1:58.9はまずまず。GI昇格初戦だったが、昨年のアンビシャスは1:59.3で勝っており、同タイムで2着だったキタサンブラックは0.4時計を詰めたことになる。アンビシャスは昨年と同タイム。前年は別定戦であり、斤量はキタサンブラックが1キロ減、アンビシャスが1キロ増になった。両馬は同い年である。どちらも成長したのだろう。斤量1キロで1馬身(0.2秒)とは良く言ったもので、このレースではそれがぴたりと当てはまったことになる。レースは前半1000メートル59.6と流れ、前も後ろも力を出し切れる展開とはいえ、マルターズアポジーのおかげであり、キタサンブラックは1分1秒程度で楽に駆けられた。余裕の勝利であり、サトノダイヤモンドとの再戦が楽しみになってくる。前半少し掛かり気味になったがそれでもキタサンブラックをマークし続けたステファノスは、能力を出し切った印象。ヤマカツエースはもう少し前でレースを進められていたら2着はあったかもしれない。マカヒキも中団につけられていれば。調教動かず不安視していたアンビシャスが上がり最速の33.6をマークして最後方から5着まで追い上げてきた。休養を挟んで安田記念の予定とのこと。次走は面白そうだ。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/03/OsakaHai.html

 

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