着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | ステルヴィオ | 牡3 | 56 | 1:48.1 | B+ | 1 |
2 | 5 | エポカドーロ | 牡3 | 56 | 1:48.1 | B+ | 3 |
3 | 12 | マイネルファンロン | 牡3 | 56 | 1:48.7 | B | 6 |
4 | 1 | バールドバイ | 牡3 | 56 | 1:48.7 | B | 10 |
5 | 4 | レノヴァール | 牡3 | 56 | 1:48.7 | A | 7 |
6 | 10 | カフジバンガード | 牡3 | 56 | 1:48.8 | B | 9 |
7 | 11 | ゴーフォザサミット | 牡3 | 56 | 1:48.8 | B | 4 |
8 | 6 | ハッピーグリン | 牡3 | 56 | 1:48.9 | B+ | 5 |
9 | 2 | ルーカス | 牡3 | 56 | 1:49.4 | A | 2 |
10 | 7 | ビッグスモーキー | 牡3 | 56 | 1:49.8 | - | 8 |
11 | 3 | コスモイグナーツ | 牡3 | 56 | 1:50.1 | B- | 12 |
12 | 13 | ライトカラカゼ | 牡3 | 56 | 1:50.8 | C | 11 |
13 | 9 | フォルツァエフ | 牡3 | 56 | 1:51.9 | - | 13 |
総評
A評価2頭、B+評価3頭。B+評価のワンツーになったがどちらも人気サイド。3着にはB評価マイネルファンロンが入り、参考になったのかどうかよくわからない結果になった。
パドック
レノヴァールが良く見えた。踏み込み深くしっかり。前後左右の安定感もあった。活気があったのはハッピーグリン。ルーカスはゆったり歩けてはいたが入れ込み気味でヨダレは気になった。これら3頭が少し目立ったが、各馬平均的なパドックで、抜けて良く見える馬は居なかった。勝ったステルヴィオは少しうるさく、2着エポカドーロも平均的。ただ、エポカドーロは止まれの合図がかかってから藤原師がつきっきり。地下馬道から出てきた映像を見ても戸崎騎手と何やら話しており、勝負気配が漂っていた。
ポイント
カフジバンガードが出遅れ。コスモイグナーツ、エポカドーロ、ライトカラカゼの先行争いからコスモイグナーツが前へ行き、コーナーワークで前に出ると飛ばすコスモイグナーツが1~2コーナーで7馬身のリードを奪う。向こう正面で差はさらに開き、3コーナーでは10馬身を超える大きな差が開いた。3~4コーナーで詰まるも、直線を向いた段階でコスモイグナーツのリードは6馬身程度。しかしそこまでだった。エポカドーロを先頭に後続勢が押し寄せると、残り250メートル地点で馬群は先頭を飲み込み、エポカドーロが押し切る手ごたえ。しかし最後に伸びたステルヴィオがゴール板でわずかに差し切った。
分析
勝ち時計の1:48.1は、まずまず。過去10年では、2011年オルフェーヴルの1:46.4、2013年ロゴタイプの1:47.8に次ぎ、2016年マウントロブソンと並ぶ3位タイである。コスモイグナーツが前半1000メートル59.6とハイペースで逃げ、差し馬有利の展開。とはいえ、このレースはコスモイグナーツ以外にとってスローペースであり、ドッグレースにおけるダミーが大きく前に居たようなものだった。エポカドーロは1コーナーで少しロスはしているが、4コーナーは完璧。内の悪い馬場を避け、伸びるところを走らせた。一方のステルヴィオは直線でエポカドーロまで2~3馬身差。間隔は3頭分。脚色が同じになりかけたが、そこでエポカドーロ側へ2頭分ほど寄る。エポカドーロはその直前に4頭分ほど内へヨレ、次に元の位置へ戻った。ハナ差負けはそのロスの分と見ることもできるが、ステルヴィオが外を通っていることもあり、両馬の能力はそれほど変わらないと考えられる。次走は皐月賞。ロードカナロア産駒が現時点で芝2000メートル以上のレースを勝ったことはないのだが、期待を抱かせる走りではあった。
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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2018/03/SpringStakes.html