鳴尾記念の反省と全着順-2017年6月3日のレース

2017年6月8日木曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
19ステイインシアトル牡6561:59.4B3
28スマートレイアー牝7541:59.4B1
33マイネルフロスト牡6561:59.7B-7
44スズカデヴィアス牡6561:59.7B5
52スピリッツミノル牡5561:59.8B-10
66デニムアンドルビー牝7541:59.8B+4
75バンドワゴン牡6562:00.0A2
81ラストインパクト牡7562:00.1B6
910ミュゼエイリアンせん5562:00.2B+9
107レッドソロモン牡5562:00.3B8


総評
A評価1頭、B+評価2頭。A評価のバンドワゴンは2番人気だったが馬群に沈み、B+評価組も惨敗。B→B→B-の決着になってしまった。





パドック
最も良く見えたのはスマートレイヤー。前さばきがやわらかで、後脚も大きく踏み出せていた。バンドワゴンは気合い乗り良く、デニムアンドルビーは馬体をふっくら見せて好調そう。勝ったステイインシアトルは外をスッスッと。良く見えたのはこれらの4頭だった。

ポイント
レッドソロモンが行き脚つかず。外からステイインシアトルがすっと前へ。1コーナーを最内で回る。連れてミュゼエイリアンが進出し外の2番手。内は掛かりながら3番手にマイネルフロスト。その外にバンドワゴンという展開。馬群は一団で、2列のまま3コーナーへ。ペースアップは4コーナー手前から。バンドワゴンとスマートレイヤーが外を回して前をとらえにかかる。直線。ミュゼエイリアンは失速。バンドワゴンが伸びない。粘り込みを図るステイインシアトルにスマートレイヤーが迫るが、とらえきれなかった。





分析
勝ち時計の1:59.4は、いまいち。阪神芝2000で開催されるようになった2012年以来、これより遅かったのはその2012年トゥザグローリーの2:00.1のみだ。前半1000メートルが1:01.6とスローで流れ、カーブで加速して直線に流れ込む展開。ステイインシアトルの勝因は、1コーナーから最内の経済コースで先頭を守り、ペースを作った武騎手の好騎乗だろう。上がり最速はスマートレイヤー。道中のペースがもう少し速ければ、逆転もあったと考えられる。バンドワゴンは外を回ったとはいえ1頭分で、そこまで大きなコースロスはなかった。結果論だが、元々は逃げ馬であり、今回は逃ようと思えば逃げられたはず。その展開になっていればどうなったのか見てみたかった。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/06/NaruoKinen.html

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