本記事は、2025年5月11日に東京競馬場芝1600mで開催される3歳牡牝馬齢 G1競走「NHKマイルカップ」(NHKマイルC)の追い切り評価です。
A評価
パンジャタワーを2週連続A評価しました。1週前は圧巻。3頭併せで内から進め、直線で2頭の間に割って入り抜け出す豪快な内容でした。今週はCW単走。コーナーでは舌を出していましたが、直線に入ると引っ込めてダイナミックな動きを披露してくれました。
ランスオブカオスは2週連続CW3頭併せで追い切りました。1週前は外。やや太めに見えましたが四肢の可動域十分な走りで先着しています。今週は外の2頭をペースメーカーに、内から差し切る内容。以前に比べると明らかに体に重厚感が出て成長を感じます。吉村騎手の継続騎乗をどう見るかでしょうが、この馬は吉村騎手で必ず人気以上の結果を出しています。決断してくれた馬主さんの期待にこたえてほしいです。
B+評価
ヤンキーバローズは1週前のCWでは舌を出して追ったほど伸びない印象でしたが、今週の坂路で一変。集中力高く体幹の安定した走りを披露し、持ったまま伸びて1馬身先着しました。
アドマイヤズームは幼い頃に右前を追突したことがあるのか、右前肢を後肢と絶対に接触させたくないようで、左手前時に右前肢を体の外側に蹴る傾向があります。左手前の走りでは手前前肢を体の中心近くに着地させられるため右前肢の蹴る方向が外側であってもバランスが崩れないのですが、今回は左回り。直線で長い時間右手前で走ることになります。動きは溌剌としたもので評価は高くつけますが、加速時の右手前の走りを見られないため、そこに不安要素はありそうです。なお、今週の坂路には右手前で入り、その際には右前肢を後脚の間に蹴っていました。この動きのまま加速すると後脚の動きが制約されそうで、バランスを取るのが難しそうではあります。
その他注目馬
トータルクラリティの1週前のCWは、ラチ一杯を元気にバランス良く駆けて見栄えしました。今週の坂路はほぼ調整で終いだけ整える程度に動かしましたが、バランス良く駆けられています。
チェルビアットは2週連続の坂路単走です。どちらも同じような内容で、中盤までは動きが小さくまともに走っていません。ラスト1Fだけ体力を使いすぎないように動かしていて、前後左右のバランスの良い走りをできています。桜花賞からの臨戦で、軽い内容は問題ないでしょう。体力を残したことでレースへ行ってラストの走りを継続できれば一発あっても。
全頭評価
枠番 |
馬番 |
馬名 |
性齢 |
斤量 |
騎手 |
評価 |
1週前 |
1 | 1 | モンドデラモーレ | 牡3 | 57.0 | 戸崎圭 | B | B- |
1 | 2 | ショウナンザナドゥ | 牝3 | 55.0 | 池添 | B- | C |
2 | 3 | チェルビアット | 牝3 | 55.0 | ディー | B | B |
2 | 4 | ヤンキーバローズ | 牡3 | 57.0 | 岩田望 | B+ | B- |
3 | 5 | ランスオブカオス | 牡3 | 57.0 | 吉村 | A | B |
3 | 6 | イミグラントソング | 牡3 | 57.0 | ルメール | B | B- |
4 | 7 | トータルクラリティ | 牡3 | 57.0 | 北村友 | B | B+ |
4 | 8 | アドマイヤズーム | 牡3 | 57.0 | 川田 | B+ | A |
5 | 9 | マイネルチケット | 牡3 | 57.0 | 横山武 | C | - |
5 | 10 | マジックサンズ | 牡3 | 57.0 | 武豊 | B- | B |
6 | 11 | パンジャタワー | 牡3 | 57.0 | 松山 | A | A |
6 | 12 | マピュース | 牝3 | 55.0 | 田辺 | B | B- |
7 | 13 | ミニトランザット | 牡3 | 57.0 | 鮫島駿 | C | C |
7 | 14 | ティラトーレ | 牝3 | 55.0 | 木幡巧 | B- | - |
7 | 15 | アルテヴェローチェ | 牡3 | 57.0 | 佐々木 | B | B |
8 | 16 | サトノカルナバル | 牡3 | 57.0 | レーン | B- | B- |
8 | 17 | ヴーレヴー | 牝3 | 55.0 | 浜中 | B | C |
8 | 18 | コートアリシアン | 牝3 | 55.0 | 菅原明 | B | C |