報知杯弥生賞の反省と全着順-2017年3月5日のレース

2017年3月7日火曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
111カデナ牡3562:03.2B+1
210マイスタイル牡3562:03.3B8
34ダンビュライト牡3562:03.5B5
41ベストアプローチ牡3562:03.5B-7
55サトノマックス牡3562:03.5A6
67コマノインパルス牡3562:03.6B3
72テーオーフォルテ牡3562:03.6-9
83グローブシアター牡3562:03.6B4
99ダイワキャグニー牡3562:03.8B2
1012ディアシューター牡3562:04.2A10
118スマートエレメンツ牡3562:04.5B-11
126キャッスルクラウン牡3562:05.3-12


総評
追い切りA評価2頭、B+評価1頭。追い切り映像のなかったテーオーフォルテが追い切りタイム良く、人気もないのでパドックで注目。悪くなかったのだが、レースでは案外だった。結果はB+→B→B。大して参考にならない追い切り評価になってしまった。





パドック
前日のチューリップ賞では、ソウルスターリングが抜けて良く見えたのだが、そんなオーラをまとった馬は残念ながら不在。今年の牡馬戦線は低レベルであると言われているが、この中に皐月賞馬が居るのだろうか。微妙なパドックだった。良く見えた2頭が1,3着。2着に来たマイスタイルは可もなく不可もなく。A評価ディアシューターは左右のバランスが悪く、パドックを見ると厳しそうな印象だった。
ポイント
キャッスルクラウンが伸び上がるようなスタートになり、若干出遅れ。サトノマックスと接触したが、そこまでひどい接触ではない。1コーナーまでにマイスタイルが先頭の最内を確保。並びかけていったダイワキャグニーとディアシューターは外を回らざるをえなくなった。テーオーフォルテがマイスタイルの後ろにつける絶好の位置取り。1頭最後方のキャッスルクラウンを除けば馬群は一団で、カデナは後方から。サトノマックスはカデナを見る位置につけた。向こう正面でコマノインパルスが外をまくっていく。ただ、カーブでも外を通って脚を使っていたためか、一気に上がれない。押し上げても4番手まで。3コーナーでは4頭分外を回る位置取りになってしまった。直線。マイスタイルが粘り込みを図り、先行勢は一杯に。それを大外からカデナが一気の脚で差しきった。





分析
勝ち時計の2:03.2は、最悪。中山芝2000メートルで開催されるようになってから、良馬場開催の最低タイムを大きく更新した。どれほどひどいか。参考になるのは前日同条件で行われた3歳未勝利。そのレースで、ニシノオラクルは、1馬身半差をつけて2:03.3で勝っている。今回の結果は、前半1000メートルが1:03.2と超スローになったことも一因とはいえ、それにしてもひどいタイムだ。先行有利な流れで残れなかったダイワキャグニー、ディアシューター、テーオーフォルテは、今後も厳しそう。マイスタイルはスローペースを作り出し、最内の経済コースを通りながら勝てなかったわけで、カデナとの能力の開きは大きそうだ。ダンビュライトは前目につけての際どい3着で、能力を出し切ったと見てよさそう。このメンバーで上がり目がありそうなのはサトノマックス。4コーナーに注目すると、シュタルケ騎手がムダに外に持ち出したために1馬身半ほどロスしていることがわかる。スムースであれば、最低でも3着はあった。上がり3Fはカデナと並ぶ最速。ただ、スローな流れで33秒台は欲しいところを34.6しか出ていないのは事実。レースレベルはかなり低いと見てよさそうだ。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/03/YayoiSho.html

   

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