根岸ステークスの反省と全着順-2017年1月29日のレース

2017年2月1日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
13カフジテイク牡5561:23.0B1
25ベストウォーリア牡7581:23.2B3
313エイシンバッケン牡5561:23.6B-4
414キングズガード牡6561:23.6B5
54ニシケンモノノフ牡6571:23.7B+8
67モンドクラッセ牡6561:23.8B11
712ブライトライン牡8561:23.9B-16
82ラストダンサー牡6561:23.9B-6
910グレイスフルリープ牡7571:23.9-13
108ラブバレット牡6561:24.0B14
111ブルミラコロ牡5561:24.2B9
1215ベストマッチョ牡4551:24.5B2
136グレープブランデー牡9581:24.6C15
1411タールタン牡9561:25.0B-10
159コーリンベリー牝6561:25.1B+12
1616ノボバカラ牡5571:25.6A7


総評
A評価1頭、B+評価2頭。高評価組で最先着はニシケンモノノフの5着。コーリンベリーはブービー、ノボバカラは最下位で、下から馬単を的中してしまうという目も当てられない結果になった。ノボバカラは出遅れて先行できず、直線でも全く見せ場なし。トモを滑らせたらしいが、立て直せるのだろうか。




パドック
ダート戦なので筋肉質でいかにもパワフルな馬が多い。中でも目立っていたのがカフジテイク。頭を低く保ち、グイグイと前へ進もうとする。尾を巻き込んで歩けており、好状態なのがよくわかる。いいパドックだ。その後ろを歩くニシケンモノノフは、首を上下動させて活気ある周回。もう少し頭が低くなれば最高なのだが。グレイスフルリープも良い。可動域が広く、踏み込みしっかり。前を向き、集中して歩けていた。2着のベストウォーリアは太めに見えた。コーリンベリーはさすがにこれは買えないという雰囲気。頭が高く、ふらふら歩いている。ノボバカラは少し太い印象だったが、集中力はあり、評価を下げる必要はないと判断した。

ポイント
コーリンベリーが大きく出遅れ。ノボバカラも出遅れ、カフジテイクも後ろから。モンドクラッセが楽に先頭に立ち、外からグレイスフルリープが1馬身差追走する。先団は5頭、2馬身開いてまた馬群があり、その後ろから5頭が追う縦長の展開。注目の地方馬ラブバレットは先団につけ、直線でグレイスフルリープの外から前をうかがう。残り400メートル。前が止まらない。モンドクラッセが逃げ込みを図る。2,3番手もまだ脚色は残っていそうだ。しかしそれも200メートルまで。馬場の真ん中からベストウォーリア、大外を回してカフジテイクが伸びてくる。先行勢は後続集団に飲み込まれた。最後は叩き合いを制したカフジテイクの勝利。3着にはエイシンバッケン。馬群の真ん中を突き、終いの脚色は目立った。




分析
勝ち時計の1:23.0は、悪くない。2007年からの10年間で良馬場開催は6度あり、すべてが23秒台決着。2011年セイクリムズンと並ぶ最速だった。カフジテイクのこの時計は若干の出遅れから大外を回してのもので、十分なもの。心配していた左前肢の動きも、レースではバランス良く走れていた。ただ、今回も出遅れたように、次走以降もゲートは問われることになるだろう。1,4,5着馬は追い込み馬。先頭集団から離れた馬群を引っ張る位置で、ベストウォーリアは脚をため、2着に入った。この集団の馬で来たのは同馬のみ。58キロを背負ってのもので、能力の高さを示した。先行グループからは、逃げたモンドクラッセが6着、直後につけたニシケンモノノフが5着。前半3F35.0、4F46.9というラップは速く、それでここまで粘れたのは立派だろう。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/01/NegishiStakes.html
   

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