ダイヤモンドステークスの反省と全着順-2017年2月18日のレース

2017年2月22日水曜日

着順馬番馬名性齢斤量タイム評価人気
112アルバート牡6583:35.2B1
24ラブラドライトせん8513:35.4C6
38カフジプリンス牡4543:35.6B2
415トウシンモンステラ牡7533:35.8-14
511プレストウィック牡6543:35.9B5
67フェイムゲームせん7583:35.9B-3
71ファタモルガーナせん9563:35.9B-4
82ムスカテール牡9563:36.1B12
93トーセンレーヴ牡9573:36.1-11
109フェスティヴイェル牡6533:36.2B15
1114プロレタリアト牝6513:36.2C10
126ジャングルクルーズせん8563:36.5B-8
135キングルアウ牡5513:37.8-9
1413サイモントルナーレ牡11483:38.0C13
中止10サムソンズプライド牡7540:00.0C-7


総評
追い切りで良く見える馬がおらず、かなり悩んだ。B評価は5頭で、映像なしが3頭。残りはすべてマイナス評価。パドックでのんびり歩けている軽ハンデが居ればよかったのだが、良く見えたのはトップハンデの2頭だった。





パドック
パドックはTwitterで書いたとおり。映像のなかった馬はどちらも追い切りタイムが良く、注目してはいたのだが、人気薄で4着に激走したトウシンモンステラよりトーセンレーヴの方が良く見えた。追い切りC評価で2着したラブラドライトはそこまで強調できる動きではなく、C評価の中ではプロレタリアトの方が良く見えた。
ポイント
長距離戦にしてはそろったスタートで、キングルアウが先頭へ。ラブラドライトはすっとその後ろにつけ、全くコースロスのない最内を進む。アルバートは中団後方。面白い位置を取ったのは2番手のサムソンズプライド。田辺騎手は、芝の状態の良い外をカーブし、1週目のゴール板あたりまで外を行く。その後、2週目の1コーナーで内へ入れたが、最内にはラブラドライトが居たため1頭分外を回ることになった。3コーナー手前でそのサムソンズプライドが失速。田辺騎手は100メートルくらい促し、その後止めた。心房細動を発生したようで、命に別状はなかったらしい。馬券を買っているファンに対する責任と、馬に対するケアのバランスを取った好騎乗だった。先頭へ目を移すと、上位2頭は変わらず。ファタモルガーナが外を押し上げ、3コーナーで3番手まで上がる。直線。アルバートは馬群の最後方から大外に持ち出す。先頭にはラブラドライトが上がり、逃げ込みを図ったが、最後はアルバートの圧倒的な末脚に屈した。





分析
勝ち時計の3:35.2は長距離戦のため何とも言えない。ただ、アルバートの上がり3F33.4は群を抜いている。2位フェイムゲームの34.1より0.7も速い。パドックで良く見えたとはいえ、58キロを背負った6歳馬と7歳馬が上がり3Fのワンツー。2着のラブラドライトはこのレース好走歴のある軽ハンデ(51キロ)馬とはいえ、8歳だ。今年は4歳世代が強かったが、このレースは実績ある古豪が存在感を見せつけた結果になった。ラブラドライトは2500メートル以上のレースで連を外したのは一昨年のこのレース4着のみ。今回は軽ハンデとはいえ、終いの脚色は3着のカフジプリンスと変わらなかった。間隔を開けて使われており、状態上向きで春天に出てきたら穴で面白いかもしれない。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2017/02/DiamondStakes.html

   

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