阪神カップの反省と全着順-2016年12月24日のレース

2016年12月31日土曜日

1着【A:7人気】2番 シュウジ 1:21.9
2着【B:2人気】6番 イスラボニータ 1:21.9
3着【A:5人気】15番 フィエロ 1:21.9
4着【B-:6人気】5番 ダンスディレクター 1:22.0
5着【B-:4人気】3番 ロサギガンティア 1:22.1
6着【B:1人気】8番 ミッキーアイル 1:22.2
7着【B:3人気】16番 グランシルク 1:22.2
8着【B:8人気】4番 エイシンスパルタン 1:22.4
9着【B:9人気】1番 サンライズメジャー 1:22.7
10着【映像なし:14人気】10番 ヒルノデイバロー 1:22.7
11着【B-:15人気】13番 ゴールデンナンバー 1:22.8
12着【B+:13人気】12番 サクラゴスペル 1:23.0
13着【映像なし:11人気】11番 トウショウドラフタ 1:23.0
14着【B:10人気】9番 スノードラゴン 1:23.4
15着【B:12人気】14番 レッドアリオン 1:23.9
除外 7番 ラインハート

A評価2頭、B+評価1頭。B+評価したサクラゴスペルは沈んだものの、7番人気のシュウジが1着、5番人気のフィエロが3着に入ったのでけっこう参考になったはずだ。個人的にはイスラボニータをパドックで切ってしまい、ミッキーアイルを上に見たため、残念な結果になってしまった。こういうときに限ってワイドを買わず、勝負根性のなさを露呈してしまった。





パドック。抜けて良く見えたのはミッキーアイル。尾は振っていたが、首をやわらかに上下動させ、リラックスして動けていた。B+評価サクラゴスペルは目立たず。イスラボニータはゆったり歩けていたが気合い不足に見え、切ってしまった。
レース。短距離にしてはかなりばらついたスタート。ミッキーアイルは好スタートから予定どおり逃げた。続いてエイシンスパルタン。そこへすっとイスラボニータが上がり、2番手からプレッシャーをかける。シュウジは若干出遅れたが中団前へつけた。前半3Fは34.9。カーブで大外からグランシルクが押し上げて直線。逃げるミッキーアイルにイスラボニータが並びかける。残り250メートルでイスラボニータが前出た。ミッキーアイルは失速し、イスラボニータを巡る展開。グランシルクは思ったほど伸びず、ダンスディレクターが迫る。それでもイスラボニータは粘ったが、通ったコースは伸びない内。最後に外を選んだシュウジの末脚に屈した。





勝ち時計の1:21.9は、稍重馬場を考えるとまずまず。前半はそれほど速くなかったものの、馬場状態はいまいちで上がりもかかった。上がり3F最速はシュウジ、フィエロ、ロサギガンティアの34.8だった。最後の1Fに限れば、シュウジの脚が群を抜いていた。これは選んだコースも大きい。川田騎手は4コーナー手前から手を動かし、エンジンのかかりの遅いシュウジに気合いをつける。内の経済コースから直線に入り、直線でダンスディレクターの内に進路を取ることもできたが、コースロスを覚悟の上でより馬場の良い外へ持ち出す。追い出してからは左右にぶれる走りではあったが、最もきれいなコースに入ったタイミングで最も強烈な脚を繰り出した。今回勝ったのは馬の能力も確かにあるのだが、騎手の腕によるところが大きいだろう。

走りが最も美しかったのは、その内のダンスディレクター。直線に入ってから全くぶれず、馬場の良いギリギリのコースをまっすぐに駆けてきた。この馬は能力をきちんと出し切ったと考えてよさそうだ。ミッキーアイルは、パドックで見る限り状態は良さそうだったのだが、前走の疲れもあったか。レースでも、イスラボニータの徹底マークで消耗したのかもしれない。そのイスラボニータは、これで秋から3戦してすべて2着。パドックでも追い切りでも、デキは前走のマイルCS時の方が良く見えたため、今回の2着は絶対能力の高さを示したと言えそうだ。勝負根性は十分。来年のマイル戦線でも、主役の1頭になりそうだ。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/12/HanshinCup.html

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