東京スポーツ杯2歳ステークスの反省と全着順-2016年11月19日のレース

2016年11月24日木曜日

1着【B-:2人気】6番 ブレスジャーニー 1:48.3
2着【B:4人気】9番 スワーヴリチャード 1:48.3
3着【A:1人気】1番 ムーヴザワールド 1:48.3
4着【B:5人気】3番 キングズラッシュ 1:48.7
5着【B:3人気】5番 トラスト 1:48.7
6着【B:8人気】7番 ジュンヴァリアス 1:49.0
7着【B+:9人気】2番 ショワドゥロワ 1:49.6
8着【B:6人気】8番 エルデュクラージュ 1:49.8
9着【C:10人気】4番 マイネルエパティカ 1:50.6
10着【A:7人気】10番 オーバースペック 1:51.5

A評価2頭、B+評価1頭。3頭が際どい勝負でA評価ムーヴザワールドは3着に。B-評価だが柴田善騎手が選んだブレスジャーニーが勝ち、期待していたA評価オーバースペックは最下位に終わった。





パドック。このレースは、マイネルエパティカを除いてみなさんきれいに動けていた。ただ、Twitterに書いたとおりで、多少のひいき目はあるにしても、追い切り高評価組が良く見えた。オーバースペックは寛骨の角度が好み。今回はダメだったが岩部騎手とのコンビ継続で大きなところを目指してほしい。
レース。スタートは少しばらついた。エルデュクラージュが大きく右によれ、スワーヴリチャードは不利。トラストが出て、内からマイネルエパティカが交わしていく。関係者に聞くとおそらく否定するだろうが、自分の馬のラビットに会員の馬を使ってもいいのだろうか。ともあれ、松岡騎手は最高の騎乗で自らに課せられた役割を果たす。オーバースペックは掛かったのか4番手の位置取りになってしまった。馬群は縦長になり、最後方のキングスラッシュの前に1~3着馬が構える展開。前半1000メートルは1:00.6。直線でも2頭が後続を離してリード。中団馬群に3馬身、1~3着馬には8馬身ほどあり、トラストにとっては馬群が壁になる理想的な流れになった。しかし外から3頭が飛んできて、叩き合いながらゴール。トラストはキングズラッシュにも交わされた。





勝ち時計の1:48.3は、稍重馬場を考えれば優秀。2013年イスラボニータの1:45.9と2012コディーノの1:46.0が抜けてはいるが、良馬場で47秒台を出せれば十分だろう。ブレスジャーニーは実績上位だが最も外を通り、直線でスワーヴリチャードがよれた際に不利を受けた。スワーヴリチャードはスタートの不利があった。ムーヴザワールドはまだ2戦目。3頭の甲乙はつけがたい。今後面白いかもしれないのはシュワドゥロワ。トラストに2度も寄られて直線で大きな不利を受け、最後は追っていなかった。トラウマになっていなければいいのだが。ジュンヴァリアスも、シュワドゥロワが2度目に寄られたときに、余波で影響を受けている。3頭は抜けていそうだが、何度走っても同じ結果になるとは言えないレース。各馬の今後に期待したい。

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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/11/TokyoSportsHaiNisaiStakes.html

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