菊花賞の反省と全着順-2016年10月23日のレース

2016年10月26日水曜日

1着【A:1人気】3番 サトノダイヤモンド 3:03.3
2着【B-:9人気】11番 レインボーライン 3:03.7
3着【B+:6人気】13番 エアスピネル 3:03.7
4着【B:2人気】6番 ディーマジェスティ 3:03.8
5着【B+:4人気】8番 ミッキーロケット 3:04.0
6着【B:7人気】4番 シュペルミエール 3:04.0
7着【C:12人気】18番 マウントロブソン 3:04.2
8着【B:3人気】1番 カフジプリンス 3:04.2
9着【B-:5人気】7番 レッドエルディスト 3:04.3
10着【B-:8人気】17番 ジュンヴァルカン 3:04.6
11着【B:11人気】16番 プロディガルサン 3:04.6
12着【B-:10人気】10番 ウムブルフ 3:04.9
13着【B+:13人気】5番 ミライヘノツバサ 3:05.0
14着【B:18人気】14番 アグネスフォルテ 3:05.3
15着【B:14人気】2番 ジョルジュサンク 3:05.7
16着【C:15人気】12番 コスモジャーベ 3:06.0
17着【B-:17人気】9番 イモータル 3:07.4
18着【A:16人気】15番 サトノエトワール 3:08.1

A評価2頭、B+評価3頭。1週前のA評価はサトノダイヤモンドのみで、2週連続A評価の同馬が能力の違いを見せつけた。2着のレインボーラインは1週前C、本追い切りB-だが、追い切り動かない馬。3着のエアスピネルはB+評価していたので、まずまず参考にはなったかもしれない。





このレースは実際に馬を見て結論を出したかったので、パドックを見に行った。さすがの貫禄を見せていたのがサトノダイヤモンド。堂々と周回できており、四肢の可動域も十分。馬体にも隙がなく、完璧な仕上がりが伝わってくる。もう1頭目立っていたのがエアスピネル。踏み込みが力強く、落ち着きもある。これら2頭が抜けて良く見えた。馬体はシュペルミエールも良い。サトノダイヤモンドの後ろを歩いていて比較しやすく、遜色ない馬体だ。問題は少しうるさかったことで、後半落ち着いてきたとはいえ長距離では気がかりだった。ディーマジェスティは後脚が前に出てこないのが気に入らない。ただ、この馬はいつもこんな感じ、とも言える。期待していたミライヘノツバサやサトノエトワールなどの条件馬たちは、並べて見ると能力が落ちる印象。筋肉量や馬体の張りが上位陣とは全く違う。人気サイドでは、カフジプリンスは薄く、レッドエルディストはゆるい。川田騎手が乗るので買わなければならないマウントロブソンは、落ち着きだけはあった。2着のレインボーラインは落ち着きあり、馬仲間からは好評だったのだが、馬体の薄さが気になった。

レース。ジュンヴァルカンが大きく出遅れ。ジョルジュサンクがきれいに先行したところを、押してミライヘノツバサが交わしていく。さらに外からサトノエトワールが前をうかがう。最初の4コーナーでも先行争いは続き、ミライヘノツバサとサトノエトワールの隊列は、スタンド前でようやく固まった。エアスピネルは3番手、サトノダイヤモンドとディーマジェスティは中団、レインボーラインは後方の位置取り。1コーナーから2コーナーにかけて、隊列は先頭から最後方まで20馬身程度の縦長になった。向こう正面で有力どころが進出を開始。しかし、ミライヘノツバサは2馬身のリードを保つ。直線。逃げるミライヘノツバサはほどなく失速。外からサトノダイヤモンドが伸びる。連れて上がってきたディーマジェスティは一杯に。外からレインボーライン、内からエアスピネルが追い上げるが、脚色はサトノダイヤモンドに及ばない。サトノダイヤモンドが2馬身半差をつけて快勝した。





勝ち時計は3:03.3。長距離戦なのでなんとも言えないが、逃げ馬がきちんと逃げてよどみないペースをつくり、各馬が能力をきちんと示せるレースになった。前半1000メートルが59.9、2000メートルが2:04.4。先行争いと最後の3Fが11秒台というきれいなラップになった。勝ったサトノダイヤモンドは能力が抜けている印象。パドックでも極めて良く見えた。ただ、ここが最高の仕上げのように感じたことから、次走はデキ落ちをチェックしたい。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/10/KikukaSho.html

サトノダイヤモンドは堂々と落ち着いて周回できていた。
レインボーライン。個人的にはそこまで良く見えなかったが。
エアスピネル。後脚の踏み込みが力強く、かなり良く見えた。
おまけ。川田騎手とマウントロブソン。

このブログを検索

Twitterはこちらへ

プッシュ通知を受け取る

QooQ