【枠順確定】中日新聞杯(GIII)追い切り評価最終版-2016年3月12日中京芝2000ハンデ

2016年3月11日金曜日

1枠1番 ライズトゥフェイム 牡6 56.0 石川裕紀人【B-】

W3頭併せの内。1馬身先行する中の馬を、内外から差しに行く内容。差は詰めたが、並んだ両頭にゴール地点でアタマ差遅れ。その後も抜けなかった。体は若干太いか。

1枠2番 サトノアポロ セ8 56.0 蛯名正義【B-】

坂路併せ。体は進行方向よりほんの少し右で右前肢が内向。終い詰められたが、舌を出しながらアタマ差リードを守った。動きは重い。

2枠3番 メドウラーク 牡5 55.0 Dバルジュ【-】

映像なし

2枠4番 バウンスシャッセ 牝5 55.5 田辺裕信【B+】

W3頭併せの中。外から縦に1馬身少しの差をつけて直線へ。内は遅れたため実質外との併せ馬になり、徐々に差をつめるとゴール前の2完歩で、半馬身差を逆転して先着すると、その後は大きくリードを広げた。体は大きいが、前走大幅プラス体重で勝っているので問題ないのかもしれない。

3枠5番 サトノノブレス 牡6 58.0 川田将雅【A】

CW併せ。馬場の外目で1.5馬身後ろから直線へ。前半は馬体を合わせて脚をため、最後の1Fで一気に爆発させた。鞍上はそれほど手を動かしているわけでもなく、強いステッキも入れていないが、軽い合図を受けると一瞬で抜け出して2馬身以上先着。ゴール後もさらに脚を伸ばした。

3枠6番 アングライフェン 牡4 55.0 吉田隼人【B+】

坂路単走。馬の多い時間帯に、他馬を気にすることなくまっすぐに馬場のど真ん中を駆け上がってきた。前脚は若干内向だが気にするほどでもなく、バランスの取れたシンメトリーな動きで、最後まで脚を保った。タイムも良い。



4枠7番 デウスウルト セ8 55.0 幸英明【B】

坂路単走。ラチ沿いをまっすぐ。最後ゆるまなければA評価できる内容。前半から体が安定しており、左右のバランスも良い。脚元も迫力には劣るものの、前脚と後脚が同一ライン上にあるきれいな動きだ。

4枠8番 ブライトエンブレム 牡4 57.0 Cルメール【B】

W3頭併せの中。馬場の真ん中外目で外からアタマ差遅れ、内にアタマ差先行で直線へ。内と叩き合ってハナ差先着も、悠然と駆けさせる外には1馬身遅れた。終いのキレのなさは心配。

5枠9番 ショウナンバッハ 牡5 55.0 池添謙一【B】

W単走。ラチ側を深く入って直線へ。ラチを頼る仕草を見せながらではあるが、四肢の可動域は及第点レベルより上にあり、馬体のシルエットも美しい。背中も安定しており、尾もきれいに流れている。

5枠10番 アルバートドック 牡4 57.0 松若風馬【B】

CW併せ。馬場の真ん中外目で内から馬体を合わせ、カーブからずっと並走。直線で軽く気合いをつけて抜け出し、強めの肩ステッキを何度か。最後までゆるめず1馬身先着した。四肢の可動域は狭く、ピッチ走法で駆ける。この馬の鞍上が何度か相手を見たため、この追い切りは相手のためにやっている可能性がある。

6枠11番 ケツァルテナンゴ 牡4 56.0 Aシュタル【B-】

坂路単走。ラチ沿いをまっすぐ。終いにかけて脚を伸ばす追い切りで、馬も十分にそのペース配分にこたえたが、後脚の可動域はひといきで、前脚の動きにもそこまで強調できる材料はない。首の上下動も美しくはないが、リズムは刻めている。

6枠12番 メイショウカンパク 牡9 52.0 鮫島克駿【-】

映像なし



7枠13番 レコンダイト 牡6 55.0 武豊【B+】

坂路併せ。全体のタイムはまとめたが、クビ差遅れた。前半から左右のバランスの取れた好フォームで、追われても崩れない。中でも、地面をつかみに行くときに速く、滞空時に少し止まって余裕を感じさせる前脚の動きは美しい。

7枠14番 ヒストリカル 牡7 57.0 田中勝春【B】

坂路併せ。前半、右後肢が流れていたのだが、馬体を合わせるとしっかり。合わせたあとに頭が相手と反対の右側を向く勝負根性のなさは疑問だが、きれいに抜け出しクビ差先着した。

7枠15番 ファントムライト 牡7 55.0 戸崎圭太【B+】

坂路併せ。前半の右後肢の動きに代表される改善点はいろいろあるのだが、全体で見ると迫力と躍動感にあふれ、馬の元気さが伝わってくる。最後は追われるだけ伸びて3馬身先着した。

8枠16番 ヤマニンボワラクテ セ5 55.0 藤懸貴志【A】

坂路単走。前半は遊ばせていたが、中盤にさしかかって合図の後に大きく変わった。鞍上の動きも極めて適切で、手を動かしすぎず馬に指示を与え、ステッキを大きく構えて実際には打たないなど、馬に適度な刺激を与えながら負荷をかけすぎない見事さ。内容込みで高く評価する。

8枠17番 ロンギングダンサー 牡7 53.0 横山和生【B】

ポリトラック3頭併せの外。1馬身先行させた中の馬を内外から差しに行く内容。最後は馬なりに抜け出して中に1馬身、内にアタマ差先着し、その後も脚色を保った。四肢の可動域は十分。

8枠18番 クルーガー 牡4 55.0 福永祐一【B+】

坂路併せ。追われたのは最後だけだが、追われてからの伸びはすばらしい。突き放すとどんどん差を広げ、最後は2馬身以上の差をつけた。前半は後脚が流れる内容で、動きも緩慢だったが、最後だけでプラス評価する。

参考ステップレースの結果

小倉大賞典
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/02/KokuraDaishotenR.html

日経新春杯
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/01/NikkeiShinshunHaiR.html

京都記念
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/02/KyotoKinenR.html

AJCC
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/01/AJCCR.html

愛知杯
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/01/AichiHaiR.html

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