京都牝馬ステークスの反省と全着順-2016年2月20日のレース

2016年2月24日水曜日

1着【B:1人気】14番 クイーンズリング 1:22.9
2着【映像なし:6人気】10番 マジックタイム 1:22.9
3着【B:3人気】11番 ウインプリメーラ 1:23.1
4着【B-:5人気】16番 スナッチマインド 1:23.3
5着【B+:2人気】2番 ウリウリ 1:23.4
6着【映像なし:9人気】4番 ベルルミエール 1:23.6
7着【映像なし:12人気】7番 ペルフィカ 1:23.6
8着【B+:7人気】17番 レッドオーヴァル 1:23.6
9着【映像なし:11人気】1番 ダンツキャンサー 1:23.7
10着【B:10人気】15番 リーサルウェポン 1:23.7
11着【A:8人気】8番 ディープジュエリー 1:23.9
12着【B:13人気】13番 ゴールデンナンバー 1:23.9
13着【B-:18人気】9番 ヤサカオディール 1:23.9
14着【映像なし:14人気】5番 フレイムコード 1:24.1
15着【B-:4人気】6番 ウキヨノカゼ 1:24.2
16着【B-:16人気】18番 リメインサイレント 1:24.5
17着【B:15人気】12番 クールホタルビ 1:24.8
18着【映像なし:17人気】3番 レオパルディナ 1:25.3

A評価1頭、B+評価2頭。ただ、映像のない馬が6頭と出走馬の3分の1を占めている。内が全く伸びない馬場で、純粋に追い切りだけで買いたくないレース。実際に、この日の6Rで川田騎手が乗った1番人気ソルヴェイグは内を突いたために伸びなかった。馬場状態はそのころより悪化して重に。最も危険な人気馬は内枠の差し馬、ウリウリだ。追い込みは届かず、内は伸びず、中団から外を回して来られる馬を探すことにした。展開の読みは当たり、そのとおりのレースになったのだが、いつもどおり馬券は外れた。


パドックで最も良く見えたのは、ウリウリだった。外を回って踏み込みはしっかり。馬体はまとまっていて、気配も良い。ただ、この馬は切らなければならない。続いてディープジュエリー。首がまっすぐで、頭も低く気合い乗りは最高。追い切りA評価でパドックも良く、展開もはまりそうである。川田騎手のウインプリメーラは少しうるさいところを見せていたが、悪くはない。ほかに良く見えたのはベルルミエールとウキヨノカゼあたり。B+評価したレッドオーヴァルは、後脚の歩様のバランスの悪さが気になった。勝ったクイーンズリングは特になんとも思わず。2着のマジックタイムは舌を出していて気配もいまいち。全く良く見えなかった。そんなものである。

レース。ベルルミエールが出遅れたことを除けばきれいなスタート。前は、内からダンツキャンサー、レオパルディナ、フレイムコード、クールホタルビが並んで先頭を形成。4頭は後に失速する。3コーナーを過ぎたあたりでリメインサイレントが押し上げてくる。この馬も失速する。直線先頭はダンツキャンサー。続いてクールホタルビ。京都の芝外回りコースで内を突いたのが岩田騎手とウリウリ。予想どおりである。そこは伸びない。外からスナッチマインドが抜け出す。ところが菱田騎手は抜け出してから内へ馬を入れた。残り200メートル。大外からクイーンズリングがまっすぐ伸びてくる。さらに外からマジックタイムが差を詰め、その間でズブズブとウインプリメーラが伸びて3着に。A評価のディープジュエリーはなぜかずっと内に居て、そのまま伸びずにレースを終えた。

勝ち時計の1:22.9は、かなり力のいる重馬場だったため、なんとも言えない。1番人気のクイーンズリングは力を示したが、最後の脚色だけを見ればマジックタイムはそれに勝るレースをしたと考えることができ、ウリウリは外枠を引いていれば勝てたかもしれない。スナッチマインドは抜け出してからさらに外へ出さないまでも、せめてまっすぐ走っていれば。ウインプリメーラは関係者コメントで良馬場希望と出ており、この悪条件で3着に来たのは力をつけた証拠だろう。着差はあるけれど、ベルルミエールも出遅れていなければもう少しやれても良かった。結果的には、15着に敗れたウキヨノカゼを除き、人気上位が掲示板に来たレースになった。

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http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/02/KyotoHimbaStakes.html

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