京成杯の反省と全着順-2016年1月17日のレース

2016年1月19日火曜日

1着【B:5人気】4番 プロフェット 2:01.4
2着【B-:7人気】3番 ケルフロイデ 2:01.6
3着【B:2人気】1番 メートルダール 2:01.6
4着【A:10人気】10番 アドマイヤモラール 2:01.8
5着【B+:1人気】2番 ウムブルフ 2:01.9
6着【映像なし:4人気】12番 ユウチェンジ 2:01.9
7着【B:8人気】7番 プランスシャルマン 2:01.9
8着【映像なし:6人気】15番 ナムラシングン 2:01.9
9着【A:11人気】6番 ルネイション 2:02.0
10着【B:3人気】8番 マイネルラフレシア 2:02.2
11着【映像なし:13人気】9番 オンザロックス 2:02.3
12着【B+:9人気】14番 ブレイブスマッシュ 2:02.7
13着【B:12人気】13番 ダイチラディウス 2:03.2
14着【B+:14人気】5番 カミノライデン 2:03.4
15着【B:15人気】11番 アポロナイスジャブ 2:04.2

A評価2頭、B+評価3頭。このレースの追い切りは、皆さん良く見えたので、Bをつけた馬の中にいつもならB+をつけていたはずの馬も居た。その中で、唯一マイナス評価したケルフロイデが2着に入ってしまった。A評価の2頭はどちらも低人気で、アドマイヤモラールが4着にがんばったが馬券圏内に入らなければ意味はない。キャロットクラブが3頭出しで1~3着を独占。人気薄が上位に来たので3連単は7万馬券になった。



パドックは現地で。最も良く見えたのは、ルネイションだった。最後尾を歩き、歩様も良い。アドマイヤモラールも体の使い方がやわらかく、血統的に距離不安がささやかれてはいたものの、十分に評価できるパドックだった。上位人気組のメートルダールはいつも良く見せてくれるのだが、この日は少々入れ込み気味。ウムブルフもそこまで強調材料はない気配だった。ほかでは、ユウチェンジが外を回って落ち着きもあり、好気配だった。

レース。メートルダールが立ち上がりかけたものの、ひどい出遅れはない。オンザロックスが先頭に立ち、アドマイヤモラールが続く。メートルダールは最後方から。向こう正面でメートルダールは2頭を交わす。内の経済コースで、手ごたえは良い。1000メートルの通過は1:01.8。先行争いで速くなったラップは、3F目の13秒台で落ち着き、その後は12秒台で流れる。オンザロックスはそこから加速し、後続を引き離した逃げを打つ。直線でもリードは3馬身。そこから後続が差を詰めてくる。先行勢からアドマイヤモラール、ケルフロイデ、プロフェットが抜け出しにかかる。この3頭で決まりかと見ていたゴール前、外からものすごい脚でメートルダールが飛んできた。しかし3着まで。プロフェットが先頭でゴールした。

勝ち時計の2:01.4は、まずまずの時計ではある。このレースは出世レースとは言いがたい面があり、過去10年の勝ち馬でその後も大きな活躍を見せてくれたのは、2010年のエイシンフラッシュくらいだろう。彼の勝ち時計は2:03.6と遅いものだった。昨年のベルーフは2:02.3。そのベルーフと同じようなレースをしたメートルダールは2:01.6であり、単純に比較するとベルーフより良い内容だったことになる。ただ、気になることもある。同日同条件は新馬戦のため参考外。前日同条件が2鞍あった。5Rの3歳未勝利でイマジンザットが勝ったレースと、12Rの4歳以上500万下でサクラアンプルールが勝ったレースだ。どちらも勝ち時計は2:01.7で、断然の1番人気馬が2着馬を1馬身以上離したレース。この両頭はタイムをさらに縮められる可能性が高く、0.3縮めるだけで京成杯と同タイムになる。単純に比較するだけで、3歳馬のイマジンザットは、今後うまく運べばクラシックに乗ってくる可能性がある。今後の動向に注目だ。直線で高い能力を見せつけたメートルダールは、もう少し頭を低く保って走れると理想的な動きになる。



評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/01/KeiseiHai.html

プロフェット。パドックではそこまで目立たなかったが、勝ち方は王道だった。

2着のケルフロイデ。この馬もパドックでは良く見えなかった。

3着のメートルダール。いつも良く見せてくれるのだが、今回は首の曲がり具合がなんとも。

最も良く見えたのはルネイションだった。最後は伸びたが、さすがに経験不足だったか。




このブログを検索

Twitterはこちらへ

プッシュ通知を受け取る

QooQ