フェアリーステークスの反省と全着順-2016年1月11日のレース

2016年1月12日火曜日

1着【B+:3人気】6番 ビービーバーレル 1:34.3
2着【B:10人気】4番 ダイワドレッサー 1:34.6
3着【映像なし:7人気】5番 ダイワダッチェス 1:34.7
4着【B+:4人気】13番 クードラパン 1:34.7
5着【A:6人気】3番 コパノマリーン 1:34.9
6着【B:8人気】10番 ラブリーアモン 1:35.0
7着【B-:1人気】12番 リセエンヌ 1:35.2
8着【B-:5人気】14番 アルジャンテ 1:35.3
9着【B-:14人気】8番 フジマサアクトレス 1:35.3
10着【B-:9人気】9番 レッドシルヴィ 1:35.4
11着【B:12人気】7番 ラシーム 1:35.5
12着【B+:15人気】1番 ボーアムルーズ 1:35.8
13着【映像なし:16人気】2番 ポロス 1:35.8
14着【B:11人気】15番 ルミナスティアラ 1:35.9
15着【B:2人気】11番 シーブリーズラブ 1:36.5
16着【映像なし:13人気】16番 ハマヒルガオ 1:36.8

A評価1頭、B+評価3頭。B+評価したビービーバーレルが逃げ切り、クードラパンが4着。コパノマリーンは直線斜行してその後騎手が一切追わないというわけのわからないレースにもかかわらず5着に入った。柴山騎手が引き続き騎乗してくれていたら、と考えると悔やまれる敗戦になった。ボーアムルーズは沈んだものの、まずまずの結果になった。馬券は外れたが、実際に選んだ4頭のうち3頭が掲示板に載ることによる満足度は高い。


パドックは、コパノマリーンが良く見えた。この馬は追い切りもA評価で、首の曲がり具合がとてもいい雰囲気だった。一般に、厩務員さんに甘えるような仕草をする馬は良くないのだが、たまに首を曲げていても気合いが入っている馬が居て、まさにその状態だったように見えた。順番を守らず最後尾を歩く買いサインはクードラパンとアルジャンテ。クードラパンはそれを除いても美しい馬体。ただこの馬は阪神JFのときも良く見えたので、パドックだけ良く見える馬である可能性もあった。アルジャンテは最後尾ではあるが気配はそこまで良いとは見えず、こちらは1点だけ押さえた。

レースは、ある程度そろったスタート。ダイワダッチェスとビービーバーレルがポンと出た。ビービーバーレルがそのままハナを奪い、ダイワダッチェスは控える。外からクードラパンがかかり気味に押し上げてくる。コパノマリーンは内側でずっと鞍上が手綱を引っ張っている。前半3Fは35.5。ビービーバーレルが集団を引きつけて先頭をキープする。直線、ビービーバーレスの脚色は衰えない。上がり3Fは34.7で、最速のラブリーアモンが34.4。これでは追いつけるはずもなく、そのまま逃げ切った。コパノマリーンは斜行してレッドシルヴィにぶつけ、その後は流した。斜行は騎手のせいだけではないのだが、ぶつけた後に後ろを振り返り、ステッキを入れず、追う動作すらしないのは、馬券を買ったファンに対する背信行為である。制裁には、そういう部分も加味してもらいたい。

勝ち時計の1:34.3は、芝1600メートル開催になった2009年以来、1:33.7で勝った2011年のダンスファンタジアに次ぐ好時計。6R未勝利戦が同条件で、勝ったメンデンホールのタイムは1:36.8だった。さらに言えば、前日の古馬オープン、ニューイヤーステークスで勝ったダイワリベラルの勝ち時計は1:34.3。つまり、古馬オープンと並ぶ時計である。荒れる重賞として知られ、決して出世レースと見られているわけではないのだが、今年のレベルは高かったと考えていいだろう。ただ、阪神JFでいいところなく敗れたクードラパンをものさしにすると、違った側面が見えてきてしまうが。少なくとも、勝ったビービーバーレルと、能力の30%も出していないコパノマリーンは今後も注目したい。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2016/01/FairyStakes.html

このブログを検索

Twitterはこちらへ

プッシュ通知を受け取る

QooQ