みやこステークスの反省と全着順-2015年11月8日のレース

2015年11月8日日曜日

1着【B:7人気】2番 ロワジャルダン 1:47.8
2着【B+:6人気】4番 カゼノコ 1:47.8
3着【B-:4人気】1番 ローマンレジェンド 1:47.8
4着【A:8人気】7番 アスカノロマン 1:48.3
5着【B-:3人気】9番 クリノスターオー 1:48.4
6着【B:1人気】11番 ダノンリバティ 1:48.4
7着【B-:2人気】3番 モンドクラッセ 1:48.6
8着【映像なし:11人気】8番 スリータイタン 1:48.7
9着【A:10人気】6番 マイネルクロップ 1:49.2
10着【B:9人気】5番 エーシンモアオバー 1:49.7
11着【B:5人気】10番 ソロル 1:50.3

A評価2頭、B+評価1頭。B→B+→B-で決まった。どうしようもない結果とはいえ、1番人気ダノンリバティの調子について、そこまで良くないとコメントできたので、参考にはなったかもしれない。A評価8番人気アスカノロマンは直線不利を受けながら4着にがんばったが、3着との差は大きかった。

パドックで最も良く見えたのは、9歳の逃げ馬、エーシンモアオバーだった。気合いの乗りが良く、尾をまっすぐに垂らしてそれを後脚に巻き込むような歩き方。上がり馬モンドクラッセとの先行争いは十分に制することができそうだった。結果はバテて10着になった、先行争いはきちんと制した。そのモンドクラッセは後脚の踏み込みに力強さが不足しているように見たため、消した。A評価2頭は悪くなかった。ただ、マイネルクロップはプラス体重で太く見える芦毛にもかかわらず、馬体が小さく映ったことだけ気になった。1番人気ダノンリバティについて。尾の雰囲気はエーシンモアオバーと似ているのだが、尻に浮いている白い汗が尾に付着していた。こういう馬はあまり買いたくない。相変わらず前膝から繋にかけてやわらかく、きれいな動きをするものの、調子落ちと見ていたこともあり、切った。

レースは、ダノンリバティが若干出負け。出ムチをくれてエーシンモアオバーが先頭へ。スタートから1コーナーまでの動きは、四肢を大きく使うすばらしいものだった。そのまま最内を逃げる。2番手になったモンドクラッセは、砂をかぶらせたくないのだろう、2~3馬身離して外目を追走する。その外からクリノスターオー。ローマンレジェンドはその後ろで経済コースを進んだ。ローマンレジェンドから外へ4頭が半馬身差ずつ並び、大外がダノンリバティ。コーナー4つでこのコースロスは大きかったはずだ。カゼノコは最後尾の前で、後ろから。前半1000メートルの通過は59.4とハイペースになった。追い込みの効く展開だ。4コーナーでエーシンモアオバーの脚色がなくなる。モンドクラッセが一瞬前へ出たが、それを後ろから経済コースを通ってきたローマンレジェンドが交わし、それをさらに後ろの経済コースでがまんしてきたロワジャルダンが内からとらえる。抜け出した2頭に後ろから飛んできたカゼノコが迫ったところがゴールだった。

勝ち時計の1分47秒8は、1800メートルのJRAレコードに並ぶ好タイムになった。ただ、ペースがかなり速かったことと、1,3着馬が内枠から経済コースを通った結果であることを考えると、秋山騎手に手綱が戻り、58キロを克服して自分の形で結果を出したカゼノコを次走では上に見たい。チャンピオンズCは左回りの中京で、さらに出られるかどうかは賞金から微妙かもしれないが。

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