安田記念の反省と全着順-2015年6月7日のレース

2015年6月8日月曜日

1着【B:1人気】6番 モーリス 1:32.0
2着【B:3人気】13番 ヴァンセンヌ 1:32.0
3着【B-:12人気】12番 クラレント 1:32.2
4着【A:2人気】10番 フィエロ 1:32.4
5着【B+:11人気】15番 ケイアイエレガント 1:32.5
6着【B:17人気】11番 ブレイズアトレイル 1:32.5
7着【B:9人気】16番 カレンブラックヒル 1:32.5
8着【C:7人気】8番 レッドアリオン 1:32.7
9着【C:16人気】17番 エキストラエンド 1:32.7
10着【A:5人気】2番 ダノンシャーク 1:32.7
11着【C:10人気】1番 サンライズメジャー 1:32.8
12着【A:6人気】9番 リアルインパクト 1:32.9
13着【B-:14人気】14番 サトノギャラント 1:32.9
14着【B-:15人気】4番 メイショウマンボ 1:33.0
15着【B:4人気】5番 ミッキーアイル 1:33.0
16着【B+:8人気】3番 ダイワマッジョーレ 1:33.0
17着【B:13人気】7番 サクラゴスペル 1:33.1

A評価3頭のレースで、1頭も馬券圏内に来られなかった。大いに反省しなければならない。とはいえ、川田騎手が久々のGI勝利。個人的にはとても幸せなレースになった。

モーリスは、押し出された1番人気という位置づけで、いくつかの不安を抱えていた。ゲートが下手、戦ってきた相手が弱い、追い切りで遅れ、スクリーンヒーロー産駒の東京実績、などなど。ゲートについては、出遅れたり出負けしたりしても勝ってきた能力の高さ、そして川田騎手への乗り変わりなど、好条件はあった。戦っていた相手については、今回のメンバーを眺めてみると、そこまで強い相手と戦った馬はいない。追い切りの遅れは、前走時とほぼ同じであり、気にしないこともできた。スクリーンヒーロー産駒は、そこまで強い馬が出ていないので実績を比較するのはナンセンスである。

そして迎えたレース。ゲートが開くと、モーリスがまさかの好スタートを切った。前半の向こう正面を、川田騎手は折り合いに専念させ、じっと好位でがまんさせた。行きたがる馬とけんかすることなく、きれいになだめて落ち着かせ、カーブはゆったり前を見て回る。1番人気であり、ライバルたちの目標になりやすい位置取りではあったが、馬の絶対的な能力が、残りの16頭を上回っていることを確信していたのだろう。最高のタイミングで追い出し、先着を許さなかった。

川田騎手は、能力の絶対値の高い馬を勝たせるお手本のようなレースを見せてくれることが増えてきた。好位で折り合わせ、直線は逃げ馬をある程度かわいがって、最後にきっちりと差し切る。先頭に出るタイミングをつかんでいるため、後ろから来る馬も届かない。これを、GIの舞台でやってのけたことに、価値がある。

モーリスの追い切りは、これからもこの程度になるのだろう。遅れることもあるかもしれない。そうなると、さすがに評価は高くつけられないが、コメントでできる限り拾えるように、前回と今回の追い切りを見直しながら、次へとつなげたい。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.com/2015/06/YasudaKinen.html

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