東京優駿(日本ダービー)の反省と全着順-2015年5月31日のレース

2015年6月1日月曜日

1着【A:1人気】14番 ドゥラメンテ 2:23.2
2着【B:5人気】1番 サトノラーゼン 2:23.5
3着【B+:3人気】11番 サトノクラウン 2:23.5
4着【A:2人気】13番 リアルスティール 2:23.8
5着【B-:16人気】3番 コメート 2:23.9
6着【B:9人気】15番 ミュゼスルタン 2:24.0
7着【B+:7人気】2番 タンタアレグリア 2:24.0
8着【B+:15人気】4番 グァンチャーレ 2:24.1
9着【B+:4人気】7番 レーヴミストラル 2:24.5
10着【B:10人気】10番 ミュゼエイリアン 2:24.6
11着【B-:13人気】5番 ダノンメジャー 2:24.8
12着【B-:8人気】6番 ポルトドートウィユ 2:25.3
13着【B:17人気】18番 タガノエスプレッソ 2:25.5
14着【B+:6人気】17番 キタサンブラック 2:25.5
15着【B:14人気】8番 ベルラップ 2:26.2
16着【C:18人気】9番 コスモナインボール 2:26.8
17着【B:11人気】12番 アダムスブリッジ 2:26.8
18着【B:12人気】16番 スピリッツミノル 2:26.9

追い切りは、皆良く見えた。ただ、ドゥラメンテとリアルスティールが良すぎたために、本来ならA評価してもいい馬がB+に集中した結果、B+評価が5頭と増えた。2着に来たサトノラーゼンは、併せ馬で先着していたらB+にしても良かった。切ってしまったのだが気になる1頭ではあり、パドックで入れ込んでいたのでほっとした。しかし、2着に来た。岩田騎手の好騎乗もあったが、馬の能力も高そうだ。

結果はレコード。テンの1000メートルが58秒台のハイペースとなり、馬群は長め。中団でもまれることなく外目を進んだドゥラメンテが、皐月賞の一瞬の切れ味とは異なる、長く持つ別次元の脚で勝利した。今回はパドックでも落ち着いており、レースでもきれいに折り合った。気性面も成長したことが十分にわかる完勝劇だった。

この馬を負かせるためには、何をすればいいのか。岡田繁幸総裁は、「パンパンの良馬場が条件ではあるが、リアルスティールがずっと内ラチいっぱいを走ること。ドゥラメンテは多少なりとも外を通るので、6メートルくらいの差はできる」とインタビューに答えていた。プロが見ても、それくらいの能力差があるのだろう。結局、そういうレースをできたのは、岩田騎手だった。リアルスティールは、ドゥラメンテに勝とうとしたための4着。サトノクラウンは皐月賞の敗因が不利であったことを証明するかのように、能力の高さを見せて伸び、惜しい3着だった。

松田博資師の最後のダービーとなったレーヴミストラルは、川田騎手の騎乗で9着。正攻法の競馬で進めたが、直線に入ったところで少々の不利を受けた。とはいえ、馬に脚があれば関係なく突き抜けられる程度の不利であり、現時点の能力はそこまでなかった。インタビュアーから、「最後のダービーですね」と話を向けられると、「ダービーより中山大障害を取りたい」とケムに巻いた師。もちろん勝ちたかったろうが、追い切りでゴール前ゆるめたのは、まだ馬が完成途上にあるためにぎりぎりまで持ってこなかったためだろう。案外飄々としているのかもしれない。

評価詳細へ
http://jp-horse-breaking.blogspot.jp/2015/05/JapaneseDerby.html

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